川崎貴弘投手（三重・津東＝中日）ドラフト指名の様子をレポート!

　10月27日（木）、プロ野球ドラフト会議が行われ、東海地区の高校生ではただ一人、津東高（三重）の本格派右腕・川崎貴弘投手が中日ドラゴンズから5位指名を受けました！

　ドラフト当日、津東高では会議室に野球部員、一般生徒、先生、関係者ら約140人が集まり、川崎君本人や福森正文監督らと同じ空間で、ドラフト会議のテレビ中継を見守りました。

　ここでは、その様子を写真付きでレポートします！ドラフト指名を待ちわびる会場の雰囲気や、当日の一連の流れを追体験してもらえたらと思います。ごく普通の県立高校からプロ野球選手が誕生した瞬間の興奮を、共に味わいましょう！

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津東高は普段は私服登校。慣れないスーツに身を包み、福森監督（写真左）に着こなしを直してもらうこの日の主役・川崎君（同中央）。＝16時45分ごろ。

会場の校舎2階会議室にはクラスメートや野球部員らも詰めかけた。川崎君は最前列。指名された瞬間の川崎君の表情を収めるべく、前方には報道陣がズラリ。

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津東高は普段は私服登校。慣れないスーツに身を包み、福森監督（写真左）に着こなしを直してもらうこの日の主役・川崎君（同中央）。＝16時45分ごろ。

会場の校舎2階会議室にはクラスメートや野球部員らも詰めかけた。川崎君は最前列。指名された瞬間の川崎君の表情を収めるべく、前方には報道陣がズラリ。

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川崎君（写真左）と福森監督（同右）。この日のためにＣＳ放送を用意。会場のセッティング方法などは、前年にプロ選手を輩出した菰野高から教えてもらったそう。	頬を膨らませ、心配そうな面持ちでドラフト中継を見る川崎君。名前が「か」で始まる選手がアナウンスされる度、一瞬会場が沸きかけるが、本人でなく肩透かしに。写真手前は芝光雄野球部長。
3巡目、4巡目になってもなかなか名前が呼ばれない。落ち着きのない川崎君。ソワソワした仕草が多くなってきた。見守る周囲の人たちも、口数が減り、不安と祈りの気持ちが入り混じったムードに。

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川崎君（写真左）と福森監督（同右）。この日のためにＣＳ放送を用意。会場のセッティング方法などは、前年にプロ選手を輩出した菰野高から教えてもらったそう。

3巡目、4巡目になってもなかなか名前が呼ばれない。落ち着きのない川崎君。ソワソワした仕草が多くなってきた。見守る周囲の人たちも、口数が減り、不安と祈りの気持ちが入り混じったムードに。

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5位でとうとう「中日、川崎貴弘」のアナウンスが！会場は拍手と歓声に包まれ、不安から解き放たれた川崎君は思わず手で顔を覆った。＝18時45分ごろ。	本人「一番入りたかった」という地元・ドラゴンズから指名され、渾身のガッツポーズ！万感の思いが込もった力強い拳だ。
ホッとした表情。「4巡目ぐらいから、指名されないんじゃないかとハラハラしていた」と打ち明けた。	緊張からの解放と嬉しさで、目には涙が。

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5位でとうとう「中日、川崎貴弘」のアナウンスが！会場は拍手と歓声に包まれ、不安から解き放たれた川崎君は思わず手で顔を覆った。＝18時45分ごろ。

本人「一番入りたかった」という地元・ドラゴンズから指名され、渾身のガッツポーズ！万感の思いが込もった力強い拳だ。

ホッとした表情。「4巡目ぐらいから、指名されないんじゃないかとハラハラしていた」と打ち明けた。

緊張からの解放と嬉しさで、目には涙が。

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喜びの記者会見。「福森監督が一番喜んでくれていると思います」と恩師への感謝を示すと、監督も目を赤らめた。＝18時50分ごろ。	体育館に移動して胴上げ。誰からともなく「落とすなよ！」と冗談が飛ぶ。＝19時15分ごろ。
中日ドラゴンズのマスコットの縫いぐるみを両手にポーズ。多くの報道陣が取り囲み、このあとも共同取材や単独インタビュー収録が続く。＝19時20分ごろ。	野球部のチームメートやマネージャーらと記念写真。この日、川崎君は周囲から「（指名は）大丈夫だろう」と声を掛けられていたが、「何があるか分からないので期待しないでほしい」と返していたとか。
ガタイの良い中軸打者・浅井七洋君（3年）が川崎君を肩車。＝19時25分ごろ。	中日ドラゴンズの帽子が似合う！「地元の球団なので変な緊張もなく、（同じ東海エリア内なので）今まで応援してくれた人たちにも会える」とニッコリ。
「夏に痛めた肩を早く治し、練習して、将来は一軍で10勝を挙げられるエース級のピッチャーになりたいです」と抱負を語った。全ての取材が終了。＝20時10分ごろ。

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喜びの記者会見。「福森監督が一番喜んでくれていると思います」と恩師への感謝を示すと、監督も目を赤らめた。＝18時50分ごろ。

体育館に移動して胴上げ。誰からともなく「落とすなよ！」と冗談が飛ぶ。＝19時15分ごろ。

中日ドラゴンズのマスコットの縫いぐるみを両手にポーズ。多くの報道陣が取り囲み、このあとも共同取材や単独インタビュー収録が続く。＝19時20分ごろ。

野球部のチームメートやマネージャーらと記念写真。この日、川崎君は周囲から「（指名は）大丈夫だろう」と声を掛けられていたが、「何があるか分からないので期待しないでほしい」と返していたとか。

ガタイの良い中軸打者・浅井七洋君（3年）が川崎君を肩車。＝19時25分ごろ。

中日ドラゴンズの帽子が似合う！「地元の球団なので変な緊張もなく、（同じ東海エリア内なので）今まで応援してくれた人たちにも会える」とニッコリ。

「夏に痛めた肩を早く治し、練習して、将来は一軍で10勝を挙げられるエース級のピッチャーになりたいです」と抱負を語った。全ての取材が終了。＝20時10分ごろ。

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野球では目立った実績の無かった県立高校に突如現れ、しなやかな腕の振りから140キロ台のストレートを投じ、素材の良さがスカウトの間で高く評価された身長187センチの大型右腕・川崎貴弘投手。底知れないポテンシャルを秘めているだけに、プロでしっかり体をつくり、大きな花を咲かせて欲しいものです！

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川崎貴弘投手のプロフィールはこちら

川崎貴弘投手についての観戦記は・・・

2010年8月18日「津東×高田」　秋の県大会地区予選　
http://mie.hb-nippon.com/report/533-hb-mie-game2010/6895-20100821001
2011年3月27日「津×津東」　春の県大会地区予選
http://mie.hb-nippon.com/report/625-hb-mie-game2011/7364-20110327001
2011年7月24日「津×津東」　夏の県大会4回戦
http://mie.hb-nippon.com/report/708-hb-mie-game2011/8171-20110724003

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（文=尾関雄一朗）