試合レポート

土庄vs高松桜井

2011.03.26

土庄vs高松桜井 | 高校野球ドットコム

先発した新川(土庄)

“投打に安定土庄10得点、小豆島勢はそろって3回戦へ!”

瀬戸内海屈指の観光地と同時に、小説・映画「二十四の瞳」の舞台としても有名な小豆島。
ここには小豆島高校と、土庄高校という2つの高校が存在する。
特に土庄高校は1965年の阪神ドラフト1位・石床幹雄投手(故人)を輩出するなど県内でも一定の実力を持つ高校として知られ、2009年にはセンバツ21世紀枠・四国地域候補校にも選出されている。

そんな土庄にとって今大会2試合目となった高松桜井戦、1回戦は琴平相手に4得点に終わった打線がこの日は初回から火を噴く。
3安打に犠飛、相手失策も絡めて一挙4点を奪うと、その後も着々と加点。7番・笠井祐輔(3年)が4打点など、切れ目なき打線が力を発揮し5回で10点。

投手も背番号「6」の2年生投手・新川将司が相手をわずか1安打に抑えて、彼らは悠々と3回戦進出を決めた。

かくして既に前日、小豆島三豊工を破っているため、3回戦にそろって進出を決めた小豆島勢。
3回戦の相手は小豆島観音寺中央土庄が昨夏覇者の英明を破った坂出と簡単な相手ではないが、人口32,000人の島の期待も背負い、彼らはベスト8への関門に挑んでくれることだろう。

(文=寺下友徳

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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