Column

北見工業高等学校(北海道)

2017.06.20


集合写真(北見工)

昨秋の敗戦から痛感した力の差

■校訓は「自主友愛」
 北見工業高校は1964年に開校した北海道北見市にある公立校。「自主友愛」を校訓とし、「学びを尊ぶ人・心豊かな人・自分を磨く人」を重点目標としている。野球部は1972年に全国高等学校野球選手権大会出場がある。長年遠ざかっている甲子園に向かって活動を続けている。

■レベルの差を感じた昨秋
 1年生10名・2年生13名・3年生13名の計36名で活動中の北見工野球部。チームのウリである「機動力・守備・元気」をもとに、夏は全道大会を目指し、名物練習である「10本のインターバル走」などを取り入れ、レベルアップを図っている。
 「守備と走塁を武器に元気ではどこにも負けないように」という決意のもと新チームをスタートさせた北見工。特に守備では、チーム全員でシステムなどを話し合うなどして、守備練習に取り組んだ。しかし昨秋北見工遠軽に10対0のコールド負けを喫した。「力の差を感じました」と語った福島 大地副主将。それ以降のオフシーズンには、「体を大きくする」ことをテーマにウエイトトレーニングに着手した。

■主将に期待
 この1年間で活躍してきた選手に福島副主将は太田 颯斗の名を挙げた。「4番捕手で攻守ともに、チームに貢献してくれました」とコメント。また、夏のキーマンには、永井 寛達高桑 晴生を指名。さらに、どのポジションもこなせる主将の三浦 悠雅には「主将としてチームを引っ張って、攻守ともに活躍してくれると思います」と全幅の信頼を寄せている。

■笑って終われる夏に
 現在、北見工は「守備力・走塁力の強化」をテーマに夏に向け準備を進めている。福島副主将は「チーム全員が悔いなく、笑って終われる夏にしたいです」と、最後の夏に向けて抱負を語った。

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[page_break:悔し涙より嬉し涙を]

悔し涙より嬉し涙を

ここからは細川 瑛樹副主将(3年)と三浦 悠雅主将(3年)にお話を伺いました。

Q.夏に向けて見つかった課題を教えてください

細川:バッティングです。
三浦:バッティングと走塁です!

Q.ここまで振り返って高校野球で一番思い出に残っていることは何ですか?

細川:1年夏にレギュラーとして北北海道大会ベスト4になったことです!
三浦:全てのポジションを経験したことが思い出です!

Q. 夏にここを見てほしいというところは何ですか?

細川:最後まであきらめない姿を見てほしいです!
三浦:全力プレーを見てほしいです!

Q.このチームの好きなところと、他のチームに負けていないところは?

細川:チームワークと声は負けません!
三浦:走り込みとスイングの量は負けません!

Q. この夏はこんな夏にする!という意気込みをお願いします!

細川:悔し涙より、嬉し涙を流せる夏にしたいです!
三浦:人生で一番の思い出になるよう、熱い夏にしたいです!

細川副主将・三浦主将、ありがとうございました!

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[page_break:「夢・希望・勇気・感動」を届けよう]

「夢・希望・勇気・感動」を届けよう

  ここからは野村 明史監督にお話を伺いました。

Q. 新チームが始まってからどんなチームを作り上げてきましたか?またこのチームの強みも教えてください。

 選手たちが目指す「機動力と守備」を柱に粘り強く戦えるチームを作ってきました。より攻撃的な戦略を選択できる準備も進めてきました。チームの強みとしては「我慢強く守備ができるところ」です。

Q. 夏に向けて3年生と部員たちにメッセージをお願いします!

 自分たちの高校生活の集大成!今までの全てをぶつける夏を目指せ!
 支えてくださる全ての方に「夢・希望・勇気・感動」を届けてほしい。

野村監督、そして北見工野球部の皆様、ありがとうございました!


今年も大好評!
僕らの熱い夏 特設ページ
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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