第2回 芹玲那センバツレポート最終回・甲子園で感じた高校野球の魅力2017年04月16日

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【目次】
[1]履正社vs日大三/三浦銀二の力投
[2]チームを引っ張る主将の存在/大会中に成長する選手
[3]センバツを終えて

 みなさん、こんにちは!
バトルスタディーズ×高校野球ドットコム「強い者にはワケがある」キャンペーン公式レポーターの芹玲那です。

 センバツレポートも今回で最終回。
今大会は、高校野球レポーターとして初めてほぼ全ての試合を甲子園のスタンドから観戦することができました!
甲子園では、一試合ごとに空気が変わります。選手たちの必死のプレーやかけ声、観客の声援やため息が、ときに温かくときに重々しく、ときに切なく“聖地”を彩ります。そんな空間に12日間身を置いて、改めて高校野球の魅力を肌で感じました。

そんな中で今大会特に印象に残ったポイント4つを描いていきたいと思います。

その1 初戦で優勝候補が激突!履正社vs日大三


日大三戦で本塁打を打った石田龍史(履正社)

 組み合わせ抽選会の時、一番どよめきが起こったこのカード。
初日からいきなり優勝候同士の対決とあって、甲子園には本当に多くの観衆が集まりました!
この試合が印象的だった理由。
それは“選手たちの冬の練習成果”を一番感じた試合だったからです!

 履正社明治神宮大会日大三秋季東京都大会以来の試合観戦でした。そして、特に印象的だったのが日大三のチーム力の高さです!

 日大三は初回以降点が奪えず、5,6回は三者凡退という試合展開。
7回にも追加点を許し、履正社5対2日大三と流れが履正社に傾きかけた時、ベンチからは「声出していこーぜ!」と変わらず力強い声が響いていたんです。するとその裏、日大三は2点を返し、8回裏でついに同点に追いつきました!

 私が想像するに、この同点劇の背景には日大三の名物・冬の二週間強化合宿があったのではないでしょうか?チーム一丸となって闘う姿から、二週間の厳しい合宿チーム全員で乗り越えて深まった団結力を感じたんです。

 最終回に一挙7点を取られ、日大三にとっては悔しい敗戦だったと思いますが、この悔しさを夏にどうぶつけてくるか楽しみです!是非日大三のチームとしての逞しさにも注目してみて下さい!

その2 延長引き分け再試合!三浦銀二選手(福岡大大濠)の力投

 今大会は、史上初の2試合連続の延長15回引き分け再試合がありましたね!
スタンドでも、延長回を重ねるごとに「まさか?!」というざわめきが起こっていました。試合が終わった頃には空も真っ暗。
気温もかなり下がっていましたが、延長を闘い抜いた選手たちに惜しみない拍手が送られる甲子園のスタンドは温かい空気でした!

 そして、再試合でスタンドの注目が最も高かったのは三浦 銀二選手(福岡大大濠)だと思います。延長15回を投げ抜き、わずか1日しか休みがない中での登板。
そんな中、3,4回の上位打線を三者凡退としたピッチングや最終回に140㌔の速球を投げる気迫にスタンドが沸きました!
一方滋賀学園も、先発した光本 将吾選手はなんと公式戦初登板。新2年生で捕手も兼任している選手です。点こそ取られましたが、2回から3回の福岡大大濠のクリーンアップを打ち取ったピッチングは見事でした!

 延長15回引き分けの試合も再試合も球場で観たのは初めてでしたが、観られて本当に良かったと思う試合でした。再試合にも及んだ選手たちの熱戦に観衆の心が動かされたからこそ生まれた球場の空気、試合後の両選手の熱い握手!今でも鮮明に思い出せます!

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プロフィール

芹 玲那
芹 玲那(せり・れいな)
  • バトルスタディーズ×高校野球ドットコム
    「強い者にはワケがある」キャンペーン公式レポーター。
    2006年夏の甲子園決勝(早稲田実業-駒大苫小牧)を観て、チームの勝利のために奮闘する球児の姿、全力でプレーしているからこそ生まれるドラマに心を奪われ、高校野球にのめり込む。春夏の甲子園、関東を中心に春季~秋季大会、明治神宮大会と年間通して球場で高校野球観戦。
    スコアブックに試合やチームの特色を記録し、成長の過程を見ていくことを生きがいとしている。
    また、高校野球ファンの方が集える場所を作りたいとイベント「高校野球ファン交流部」を主催。
    昨年、夏の甲子園やドラフト関連の記事を「高校野球ドットコム」で執筆する中で、「高校野球を広く世の中に伝えたい」と、女優から転身を決めた。
    今後は「高校野球レポーター」として、球児たちの頑張りを様々な形で伝えていく。
    ・公式ツイッター@seri_reina
    オフィシャルブログ
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