高野山高等学校(和歌山)
集合写真(高野山高等学校)
元気よく、全力でやりきる夏
高野山高等学校は、和歌山県伊都郡高野町にある私立の高等学校。夏の甲子園、春の選抜、共に1度の出場経験があります。現在野球部は3年生21人、2年生16人、1年生14人、マネージャー1人の計52人。放課後は、15時から18時半まで野球部専用のグラウンドで日々練習に励んでいます。高野山の名物練習は、山道約20キロを走る花ランで足腰を鍛えるだけではなくメンタル面も同時に鍛えられ、夏を粘り強く戦いきる体力を身に付けていきました。
主将の井上 凌選手に今年のチームのウリについて伺ったところ「粘り強さ・勢い・元気の良さ」の3つを挙げてくれ、キーマンとなる選手については、「1人目にセカンドの白川 達也選手。白川は堅実の守備としぶとい打撃がウリ。2人目はキャッチャーの山本 豪庸選手。強肩強打の捕手」とキーマン選手を2人紹介してくれました。新チームが始まりこのメンバーを中心に秋には、県準優勝を飾り近畿大会に出場。激しい攻防の末、龍谷大平安に(試合レポート)惜しくも敗れてしまいましたがチームのウリである元気のいい粘り強い野球を見せてくれました。
春の大会について井上 凌選手振り返ってもらうと、「秋準優勝し、春は3回戦で敗退してしまい自分らの力の無さを実感し夏に向けてどうやって行くのか収穫になりました。課題としては、左投手を攻略できなかったことです」と語ってくれました。夏に向けて実力は確実に付けてきている高野山。夏にキーマンになる選手について井上 凌選手は、「南中道 修人選手と谷口 研太選手。2人とも投手で互いに切磋琢磨してきて色々な経験をしてきているので夏は2人で抑えてくれます」と期待を寄せていました。
最後の夏については、「元気よく全力でやりきる夏にします!」と元気よく語ってくれました。
完全燃焼!
左から飯塚涼友・井上凌・上野功希(高野山高等学校)
ここからは高野山の副主将2人である上野 功希選手と、飯塚 涼友選手にお話を伺いました!
Q. 夏の大会目前になりましたけども、お2人は大会で自分のどんなところに注目してほしいですか?
上野 功希(以下「上野」):バッティングを見てほしいです!
飯塚 涼友(以下「飯塚」):追い込んでからの決め球のスプリット!
Q.夏にそのプレー期待しています!お2人は、引退までに対戦したい高校はありますか?
上野:元チームメイトがいるので、履正社と対戦したいです。
飯塚:僕は龍谷大平安と対戦したいです。秋の近畿大会で負けたので、リベンジがしたい!
Q. この夏勝ち進んで、その対戦を叶えてくださいね!ところで、お2人は高校野球のどんなところが好きですか?
上野:一生懸命なところが好きです。
飯塚:高校野球は一発勝負なので、そこが魅力だと思う。
Q. この夏はその魅力を全力で感じてくださいね!最後に、今年の夏はどんな夏にしたいですか?
上野:悔いのない夏にしたいと思います!
飯塚:完全燃焼!
上野 功希選手、飯塚 涼友選手ありがとうございました!最後の夏を思いっきり楽しんでください!
[page_break:声も出し、良いムードの中で試合の流れをつかむ!]声も出し、良いムードの中で試合の流れをつかむ!
■川西 優登監督に質問!
左から南中道修人・谷口研太(高野山高等学校)
Q. 夏に向けてどんなチームに作り上げてきましたでしょうか。このチームの強みを教えてください。
投手を中心に最小失点でピンチを切り抜ける守備を目指しています。どんな高校が相手でも粘り強く食らいついてゲーム終了時に相手より1得点でも多ければ勝なので、そういったチームを作りをしてきました。このチームの強みは勢いに乗れば強豪校が相手でも粘り強い野球ができるところです。声も出し、良いムードの中で試合の流れを掴んでいき、その勢いのまま勝つことのできるチームです。
Q. 最後に、夏に燃えるチームへ向けてメッセージをお願いします!
3年生にとっては高校野球ができる最後の大会となり、優勝できたとしても必ず悔いが残ってしまうので、それが少しでも少なく終えれるよう、夏までの練習や試合を頑張ってもらいたいです。
川西 優登監督、そして高野山野球部の皆様ありがとうございました!夏の活躍を楽しみにしております!
今年も大好評!
【僕らの熱い夏2016 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!