鹿児島県立国分高校等学校(鹿児島)
国分高校3年生集合!
常笑野球を貫き通す!!
鹿児島県霧島市にある鹿児島県立鹿児島国分高校等学校は、創立100年を超える歴史のある高校で、JR日豊線の国分駅を降りて徒歩約15分ほどのところにあります。グラウンドはサッカー部とラグビー部と共用で使用しているため、平日は全面を使ったバッティング練習などは出来ませんが、色々な高校や大学の走塁を研究したり、夏には地獄の合宿、そして鹿児島国分の名物練習である『冬季の200段階段』などで、毎日19時まで練習に励んでいます。
現在の部員数は3年生10人、2年生16人、1年生15人の全41人で活動しており、チーム同士仲が良く、どのような状況に置かれても元気があるというところが鹿児島国分のウリ。また、最近力を付けてきた久木田 秀誠選手は、信頼の出来る不動の4番打者であり、チームナンバー1の長打力を持つ久木田選手を中心とした攻撃も鹿児島国分の強みの一つです。
井筒晴耶選手(国分高等学校)
主将の山﨑 大輝選手は、夏のキーマンとして久木田 秀誠選手と、井筒 晴耶投手を紹介してくれました。井筒投手は春季県大会(試合レポート)において、初回に乱れてしまい結果こそ残せませんでしたが、その大会以降は自主練や下校時の自宅までのランニングなどで誰よりも走り込みをしており、少しずつ調子を上げてきているといいます。夏の大会ではリズムよく好投してくれると山﨑選手も期待しています。
春の大会では立ち上がりの大切さや、チャンスでの1本が課題となりましたが、スローガンである『常笑野球』を貫き、最後に仲間とともに笑える夏を目指し鹿児島国分が夏の大会へと挑みます。
とにかく仲の良い10人の野球馬鹿!
岩﨑圭佑選手(国分高等学校)
ここからは鹿児島国分のキーマンである3年の久木田選手と副主将の岩﨑選手にお話を伺いました。
Q. 高校野球のどの部分に魅力を感じますか?
久木田 秀誠(以下「久木田」):とにかくみんなガッツのあるプレーをしているので、そこが魅力だと思います。
岩﨑 圭佑(以下「岩﨑」): 最後まで何が起こるか分からないところが面白いし、魅力だと感じます。
Q. 引退までにリベンジしたい!と思う高校はありますか?
久木田:加治木は同地区の進学校であり、中学校時の仲間がたくさんいます。その加治木に地区大会において2対1という僅差で負けてとても悔しい思いをしました。なのでまた戦いたいです。
岩﨑:そうですね。 加治木とは同じ公立高校で、練習環境や学習面など野球以外の面でも同じなので、絶対に負けたくないです。
Q. 応援してくれる方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください!
監督から国分ナインへ
福田健吾監督(国分高等学校)
■福田 健吾監督に質問!
Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どんなチームを作り上げてきましたでしょうか。
鹿児島国分の指導方針として、
・鹿児島国分高校野球は人間形成の野球道
・凡事徹底(当たり前のことを当たり前に素晴らしくできる)
ということを掲げています。また、新チーム結成時にスローガンを『常勝野球』と決めて取り組んできました。しかし地区大会や新人県大会で思うような結果を残すことができず、何度もミーティングを行いました。そして、10人しかいない3年生たちが出した結論は、やはり自分たちは明るく元気よくやることが性に合うと、『常笑野球!!』とスローガンを変更しました。
ピンチや逆境などいかなる場面におかれても明るく元気よく最後まで諦めない雰囲気を作り白球を追いかけていってほしいです。
Q. ポジティブな雰囲気を出せるのは強力な武器だと思います。では、最後の夏に燃える3年生へ何かメッセージをお願いします。
とにかく仲の良い10人の野球馬鹿!
野球は、プレイヤーはもちろん観ている人々にも感動を与えることのできる素晴らしいスポーツです。その野球ができる喜びを胸に『常笑野球!!』で栄冠を勝ち取ってほしい。主役は君たちだ!輝く君たちの姿に期待しています。
笑顔が素敵な選手たちは、先生の指導もあったんですね!福田先生、ありがとうございました!
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