黒川 史陽選手 (智辯和歌山)

黒川 史陽

球歴:智辯和歌山

都道府県:和歌山

ポジション:外野手, 二塁手

投打:右 / 左

身長:181.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

短評

コラムより抜粋(2019年4月12日)  今回の打者でナンバーワンと呼べるパフォーマンスを見せたのが黒川 史陽だろう。なんと西 純矢創志学園)から右中間を破る三塁打、右前安打、及川 雅貴横浜)から左中間を破る二塁打と、好投手相手に自分の打撃を表現することができた。高校3年春の時点で及川、西が投げた渾身の140キロ中盤のストレートを木製バットで長打にした衝撃は忘れられない。  打球の速さ、スイングスピードの速さ、ポイントの広さは参加野手の中でもトップクラス。[stadium]甲子園[/stadium]の時よりも良かったので、なぜなのかを聞いてみると、  「普段はずっと木製バットで練習をしているので、木製バットの方が打ちやすいですよね」  黒川はトップに入った時、ヘッドを投手方向に向けて捻りが大きい打撃フォームで、金属バットでは遠回りしたスイング軌道になっていたが、本人が語るようにこの合宿ではスイング軌道が滑らかで、ヘッドが遠回りせず、インパクトの際、左ひじをしっかりと畳むことができているので、良いポイントで捉え、ボールを乗せることができていた。  センバツで取材した際、黒川は打てるポイントを広くする打者を目指していると語ったが、研修合宿ではそれができていた。スカウトは改めて見直したのではないだろうか。好投手相手に臆することなく、自分の打撃を表現できるのが素晴らしい。  二塁守備でもそつがない動きを見せており、スナップスローも力強い。日本代表を目指すことを誓った黒川。先頭に立って声を出したり、ノックでは必死にボールに食らいついて盛り上げる様子を見られた。このままケガすることなく、黒川らしいパフォーマンスを見せ続ければ、今年の中心選手になっていてもおかしくない。
更新日時:2019.04.17

短評

ニュースより抜粋(2019年4月7日)  この日は多くの選手が木製バットに慣れてきて、快打を連発していた。及川 雅貴横浜)から左中間を破る三塁打、西 純矢創志学園)から右前安打を放った黒川 史陽(智辯和歌山)は日ごろから木製バットを練習していて、どちらかというと木製バットの方が合うという。[stadium]甲子園[/stadium]の黒川よりも今回の黒川の方が数段凄い選手に見える。木製バットで逆方向へあれだけ強い打球を飛ばすのは、小園 海斗藤原 恭大根尾 昂にはなかった。このようにして、木製バットの対応を課題に挙げていた今回の合宿でそういう選手が見えたのは収穫だろう。
更新日時:2019.04.07

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