早川 隆久選手 (木更津総合)

早川 隆久

球歴:木更津総合

都道府県:千葉

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:178.0 cm

体重:68.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2015年3月27日)  1回戦の岡山理大付戦(試合レポート)で素晴らしい投球をした木更津総合の左腕、早川隆久(2年)を見て思い出したのが“最後の300勝投手”鈴木啓示(元近鉄)の技巧派に転じたあとの投球だ。技巧派に転じたあと、と言っても、通算317勝の約半分に当る160勝をこの技巧派時代に挙げている。どういう投手だったのかというと、テークバック時の胸の張り方に特徴があり、腕の角度はスリークォーター。上体の上下動や肩の早い開きがなく、ゆったりと腕を振ってキレのいいストレートと変化球、そして正確な制球力を誇った。上背が180センチ以上ある鈴木にくらべ早川は178センチと劣るが、堂々としたフォームと変化球のキレは実に鈴木を彷彿とさせるものがあるのだ。  その早川がこの試合では5回途中で降板した。成績は5回3分の0を投げ、被安打8、奪三振4、失点・自責点とも3で、ストレートは130キロ台中盤が多かった。縦変化のカーブ、スライダーがキレ、角度とも一流でも、ストレートに勢いがなければ緩急の冴えは生まれない。江口奨理浦和学院・3年)、鈴木昭汰常総学院・2年)、大江竜聖(二松学舎大付・2年)とともに注目された左腕は、志半ばで聖地・甲子園をあとにした。
更新日時:2015.03.29

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