三好 匠選手 (九州国際大付)

三好 匠

球歴:九州国際大付

都道府県:福岡

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:173.0 cm

体重:75.0 kg

学年:卒業

寸評

ど派手なタレント軍団・九州国際大付の3番打者にして、エース。何をやらせても、ひょうひょうとやってのける天才肌の選手。つかみ所のなさは、おおげさな表現かもしれないが、「長嶋茂雄」級か。 (あの少年が、たっくん?!)  中学2年次に「(北九州市立)大谷中学野球部にスゴイ選手がいる。」という情報がもたらされた。三好匠だ。第3回KB全国中学生秋季野球大会にて、福岡選抜を優勝に導き、「(高校進学時に)九州には残らないだろう。」という憶測も飛びかうように。そんな矢先の中学野球引退後、北九州市内の某高校にて、練習見学の三好に遭遇。「たっくん(中学時代の愛称)?」と目を疑った。万能野球少年のオーラはなく、どこにでもいるような中学生にしか見えなかった。                                                                                                                                                                                                                          (タレント軍団にて早速のデビュー、3番打者のエースへ成長)  1年夏・甲子園で10打数5安打3打点の大活躍の全国デビュー。しかも、開会式直後の、台覧試合にて同点3塁打を放った。「いきなり結果を出すとは、すごい1年生。」は、宿舎同室だった榎本葵(当時2年、楽天ドラフト4位)談。「あの1年、返事は『はい。』しかいわず、何を考えているかわからんが、(大仕事を)やってくれた。」は、若生監督談。1年デビュー時は、レフト。2年の新チーム結成以降は、エースナンバーをつけ、投げない時は、サードを守る。野手も難なくこなすところが、この選手の非凡なところ。タッ、タッ、タッと走るベースランニングは軽快無比。打球処理は、派手さなく堅実強固。4番は、強肩捕手・高城俊人に譲るが、本塁打もあるアベレージヒッター。 (大人の安定感、投手・三好) 1年次の秋季大会、猿渡眞之飯塚)との投げあいでは、すべてにおいて、猿渡に軍配があがったが、現時点では、福岡ナンバーワン右腕は、三好の称号になった。九州大会の決勝戦では、連投で息切れとなったが、福岡県大会から、144Kストレートに、横スラ・カーブ・チェンジアップで打者の打ち気を外す安定した投球を見せた。対戦した打者曰く、「ストレートと横スラが同軌道・同速度で手元までくるから、打つのムリ。」 だそうだ。
更新日時:2010.11.17

将来の可能性

すごさはないが、投走攻守すべてにおいて一級品。その実力を、相手がどんなチームであろうが、誰であろうがいかんなく発揮できるので、センバツの大舞台では、大仕事をするでしょう。大学・社会人と優勝請負人的なくろうと好みの選手になって欲しいです。
更新日時:2010.11.17

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