徳島インディゴソックス平間 隼人 盟友・増田 大輝を追い越しヤングGの旗頭へ!
読売ジャイアンツ野間口貴彦スカウトと握手を交わす徳島インディゴソックス・平間隼人(巨人育成ドラフト1位)
10月17日(木)都内のホテルで開催された「2019プロ野球ドラフト会議supported byリポビタンD」において読売ジャイアンツから育成1位指名を受けた平間 隼人(内野手・1996年12月16日生まれ・171センチ76キロ・右投左打・徳島県牟岐町出身・鳴門渦潮<徳島>卒5年目)が10月29日(火)、徳島県徳島市のホテルクレメント徳島において読売ジャイアンツからの指名あいさつを受けた。
読売ジャイアンツからあいさつに訪れたのは、長谷川 国利スカウト部長をはじめ、今治西(愛媛)出身の武田 康チーフスカウト、野間口 貴彦担当スカウトの3名。徳島インディゴソックスからは平間選手と共に南 啓介球団代表、牧野 塁監督の3名が出席。顔合わせ当初は「スカウトさんの顔を見て実感が沸いてきた」せいかやや緊張気味の平間だったが、長谷川スカウト部長から「今年は増田(大輝・徳島インディゴソックスから2015年育成ドラフト1位入団)も頑張ってくれたので、彼を見習ってくれれば」とオフの自主トレーニングを共に行った盟友の名前が出ると、思わず笑みが浮かぶ場面も見られた。
なお、今後の平間は11月中の仮契約を経て11月23日・東京ドームで開催される「ジャイアンツ・ファンフェスタ2019」で他のドラフト入団選手と共にお披露目が行われる運び。12月には育成ドラフト指名新人選手を対象にする合同自主トレーニングで、本指名選手から一足先にNPB選手としてのスタートを切る予定になっている。
あいさつ終了後には「まずは来年7月までに支配下登録されることを目指して徳島県民の皆さんに東京ドームで活躍している姿を見せたい。巨人は歴史・伝統があるチームなので、その中で走攻守すべてで貢献できることをアピールしたい」と意気込みを述べた一方で、これからは同じぽポジションを争うライバルとして「増田さんに早く追い付きたい」と闘志も示した平間。
「3年間彼を見てきて元気、一生懸命さがあるし、半年のブランクを経て昨年夏に復帰してからは急成長してくれた。最初は三軍からのスタートになると思うが、増田のやってきたことを見習ってチームを引っ張って段階を踏んでほしい」野間口スカウトの願いを叶え、増田 大輝を追い越した先には、今年四国アイランドリーグplusでダントツ43盗塁の原動力となった「1球目から戦える走力」を兼ね備えた戦える内野手、ヤングGの旗頭への道が開けてくる。
記事=寺下 友徳