再び木更津総合vs習志野!千葉準決勝は見どころ満載!専大松戸vs拓大紅陵の名門校対決も見逃せない!
篠木健太郎(木更津総合)
再び木更津総合vs習志野!専大松戸vs拓大紅陵の名門校対決も見逃せない!!【秋季千葉県大会準決勝見所】
すでに関東地区は、茨城、群馬、栃木は大会が終了し、残りは山梨、千葉、埼玉、神奈川となる。今回は、その中で、千葉県で5日に開催される準決勝見所を紹介したい。
千葉の黄金カードが、秋の準決勝で実現。今夏の千葉大会でも準決勝で対戦し、この時は、習志野が死闘の末、6対5で勝利したが、この試合も激戦になることは間違いない。
チームとしての完成度が高い習志野のエース・山内翔太の安定感は抜群。130キロ前半の速球と、落差が鋭いチェンジアップを攻略するのは、木更津総合打線でさえ難しいだろう。また打線も強力。今大会2本塁打の櫻井亨佑、5番高橋雅也が中心となる。
試合運びの上手さを見ても習志野が優勢に見えるが、木更津総合には、県内ナンバーワンピッチャーともいえるエース篠木健太郎がいる。強力な習志野打線を抑える力は十分ある。
篠木は、今大会2回戦の千葉明徳戦で、最速146キロを計測。さらに準々決勝の中央学院戦では1安打完封と好投を続けてきた。速球と高速スライダー、スプリットがどれだけ習志野打線に通用するのかも見どころの一つだ。
専大松戸は投打ともに安定している。今大会2試合連続完封勝利の好左腕・西村卓真と、右腕・深沢鳳介、どちらもゲームメイクできる力を持っている。投手力の高さは県内屈指を誇る専大松戸だが、今年は打線も侮れない。1年生スラッガー・吉岡道泰、強打の遊撃手・高崎大和を軸に、畳みかけたいところ。習志野と木更津総合の選手が注目を集めているが、選手のポテンシャルの高さや野球の質は、今年の専大松戸も負けてはいない。
拓大紅陵は、速球派右腕・竹内将悟が今大会安定したピッチングを続け、頼りになるエースへと成長。また打線は1番・柏木勇人を中心にかき回す野球を得意とする。実力は拮抗しており、接戦が期待できそうだ。
◇10月5日の試合結果
◇10月6日の試合予定