心機一転！いつもの習慣を見直そう
新年を迎え、新しいコンディショニング習慣を取り入れよう
セルフコンディショニングの習慣は毎日の積み重ねによって成り立ちます。新年になると一念発起して新しいことをはじめたり、一年の目標を立てたりすることと思いますが、今までの習慣を振り返ってよりよいセルフコンディショニングの習慣をつけるようにしましょう。
●規則正しい生活リズムを守る
冬休みだからといって夜遅くまで起きていたり、昼夜逆転するほど朝寝坊したりしていませんか。たまには気分転換をはかることも大切ですが、普段の生活リズムを大きく乱してしまうと体調を崩す原因となります。発熱や体調不良は体力レベルを落とし、そこからまた元の状態に戻るまでには時間がかかってしまいます。また冬休み明けの練習から思ったように体が動かず、ケガを誘発しやすくなることが予想されます。一日二日ぐらいであればその後の過ごし方で生活リズムを整えるようにすれば問題ありませんが、なるべく睡眠時間は十分にとることを心がけましょう。
●寝る前のスマホはやめる
寝る直前までスマホの画面を見ていると、画面の明るさによって脳が覚醒し、なかなか寝つけないことがわかっています。睡眠中には体づくりに欠かせない成長ホルモンの分泌をはじめ、傷ついた組織の修復などを行う時間であり、睡眠の「質」も大きく作用すると言われています。今どうしてもスマホを見なければならない時間なのか、野球選手としてコンディションを整えるためにも今一度問いかけてみましょう。
●起床時間を一定にして、朝食を食べる
多少就寝時間の変動はあったとしても、起床時間を一定にしておけば生活リズムは大きく乱れることがありません。これは平日と休日でも同じように過ごすことにもつながります。起床時間がいつもと同じであれば、朝食をとるタイミングも同じ時間となり、欠食を防ぐことにもつながります。一年の始まりは元旦から。一日の始まりは朝から。昨年までの習慣で変えたいと思うものにはぜひ今日から取り組んでみましょう。
文：西村 典子
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