追浜vs逗子
緊迫した投手戦を追浜が制す
完封勝利の石井(追浜)
逗子はエース戸倉、追浜はエース石井の両投手が先発した。緩急をうまく使った投球で、両投手3回までパーフェクト。どちらが先に走者を出せるのかに注目が集まった。
しかし、2巡目となった4回。逗子は、先頭の戸倉が痛烈な打球をサードに放ち、内野安打で出塁。この試合両チーム通じて初出塁となった。ここで点数に結び付けたい逗子だったが、2番岩﨑が併殺打に倒れ、チャンスが作れない。
対する追浜も4回に、二死から3番石井がファーストの前ではねるラッキーな打球で出塁。しかし後続が倒れ、無得点。両投手走者を出しても動じない。
そんな中、5回に試合が動く。先制したのは追浜であった。一死から6番下がセカンドへの内野安打を放ち出塁すると、8番漆原が右中間を破るタイムリー三塁打を放ち、均衡を破った。流れに乗った追浜は続く6回にも1点を加え、リードを広げる。
その後は両投手、好投を見せスコアボードに0が並び、迎えた最終回。なんとか反撃したい逗子は一死後、1番戸倉がライト線に二塁打を放つも、後続が続かずゲームセット。
両投手、素晴らしい投球で非常に引き締まった接戦は、2対0で追浜が制した。
(取材・写真=編集部)
注目記事
・2017年度 春季高校野球大会特集