試合レポート

鹿児島商vs神村学園

2021.09.30

先発全員安打で強敵下す・鹿児島商

 鹿児島商が先発9人全員安打となる毎回の16安打を放ち、強豪・神村学園に競り勝った。

 1、2回と得点機を生かせなかった鹿児島商だったが3回表、二死二塁から5番・福元改周(2年)のセンターオーバー三塁打で先制点を挙げた。

 その後も鹿児島商が押し気味に試合を進めながらも、追加点を許さなかった神村学園は5回裏、一死から四球で出塁した7番・西村龍宝(2年)がけん制悪送球で三塁に進み、8番・花倉凪海(2年)のレフト前タイムリーで同点に追いついた。

 鹿児島商は7回表、二死一二塁として6番・中琉翔(2年)が走者一掃のレフトオーバー三塁打を放つ。8番・川畑玲恩(1年)もライト前タイムリーで続き、3点を勝ち越した。

 8回にも5番・福元のセンター前タイムリーでダメ押しの5点目を挙げた。

 神村学園は9回裏、7番・西村のセンターオーバー二塁打で1点を返したが、反撃もここまで。力投を続けたエース三浦颯真(2年)が完投勝利を挙げた。

(文=政 純一郎

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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