リーグ4位タイの3本塁打も苦しむ佐藤輝明(仁川学院) プロの壁を超えることが出来るか
佐藤輝明
9日の横浜DeNA戦で豪快なホームランを放って大きな話題となった阪神タイガース・佐藤輝明(仁川学院出身)。9日までで13試合に出場し、12試合の出場だったオープン戦とほぼ同じ試合数を経験した。そこでオープン戦とレギュラーシーズンのここまでの成績を一度見比べていきたい。
<オープン戦>
12試合出場 43打数13安打 打率.302
本塁打6 打点9 三振14 OPS1.078
<レギュラーシーズン>
13試合出場 48打数9安打 打率.188
本塁打3 打点5 三振22 OPS.575
単純な数字の比較をすれば、オープン戦に比べると数字が下がっているのが印象的な結果になっている。やはりオープン戦とレギュラーシーズンでは、相手からのマークの厳しさが違うことが窺い知れるところではないだろうか。特に三振数は9日の試合終了時点ではリーグ最多と苦しんでいる。一方で3本塁打はリーグ4位タイの成績。持ち前のパワーで着実にホームランは積み重ねている。
同じ大卒スラッガーとして2016年のドラフト1位だった大山悠輔(つくば秀英出身)も1年目は本塁打7、三振41と規定打席にも届いていなかった。佐藤は他球団からの厳しいマークを掻い潜って結果を残せるか。今後の活躍に注目したい。
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