関西学生、春のリーグ戦終盤は甲子園で熱戦!
関西学生野球の春のリーグ戦は毎年、終盤に[stadium]甲子園球場[/stadium]で試合が行われます。
関西大学と関西学院大学が対戦する【関関戦】をメインカードに、もう1試合は毎回カードが変わります。
今年は【関関戦】と近畿大学vs立命館大学が18日から始まりました。
第1試合は優勝争いをする近畿大学と立命館大学。18日の1回戦は近畿大学が快勝しました。今秋ドラフト候補左腕・小寺兼功投手(4岡山理大附)が1失点完投。この立命館大学戦で2勝0敗なら勝ち点と勝率で並んだ状態で最終節の京都大学戦に臨めます。
一方、敗れた立命館大学はこの近畿大学戦で勝ち点を獲れば優勝ということで、19日の2回戦へと切り替えます。ドラフト候補の辰己涼介主将(4社)は1回戦で2安打を放ち、史上28人目となるリーグ戦通算100安打にあと2本としました。
辰己涼介外野手(4年・社→立命館)
その辰己選手、この日が4年生にして初の[stadium]甲子園[/stadium]ということで、「入った時は興奮しました。野球人にとっては聖地ですから」と感激を話してくれました。全国26連盟ある大学のリーグ戦で[stadium]甲子園[/stadium]を使用するのは、関西学生だけ。【関関】の両校以外は、いつ試合が訪れるかわからないので、喜びもひとしおですね。
ちなみに、立命館大学の二番手で登板した有村大誠投手(2秀岳館)は、春夏連続ベスト4だった高校3年以来2年ぶりの甲子園。当時と変わらないフォームで力強い球を投げていました。
有村 大誠投手(2年・秀岳館→立命館)
第2試合の【関関戦】は応援合戦も楽しめます。この日は金曜日ということで観客は少なめでしたが、土曜日の今日は多くの現役学生やOB、OGが観戦にかけつけそうです。天気予報が心配ですが、ぜひ甲子園に足を運んで、応援合戦も楽しんでみてください!
(文:松倉雄太)