吉田凌(オリックス・東海大相模出身)がAWBで3安打完封勝利!
吉田凌(オリックス)写真は高校時代の吉田選手
吉田凌(オリックス・東海大相模出身)がAWBで3安打完封勝利!
11月25日から開幕している2017アジアウインターベースボールリーグ(AWB)。来年、一軍での活躍を目指し、日々奮闘を続けている。
12月2日、NPBウエスタン選抜はNPBイースタン選抜と対戦し、ウエスタン選抜の先発・吉田凌(オリックス・東海大相模出身)が3安打完封勝利を挙げた。
速球のスピードは、常時135キロ~140キロと決して速くないが、高めに行かず、内外角へしっかりと投げ込み、120キロ台の縦スライダーを低めに集め、ゲームメイク。最後まで安定したピッチングを展開した。
高校最後の夏に、小笠原慎之介(現・中日ドラゴンズ)とともに甲子園優勝を経験。プロ入りして、2年目の今年はファームで、16試合を投げ、6勝5敗、防御率2.37と安定した数字を残し、一軍に昇格して、プロ初先発も経験した。来季、一軍での飛躍するために、このAWBはレベルアップするチャンス。何が足りないのかを確かめる場所でもある。
来季は春季キャンプからどれだけ首脳陣にアピールできるか。吉田にとっては1日1日も無駄にできない。今後も試合が続くが、さらに好投を重ねることができるか注目だ。