侍ジャパン大学代表選考合宿2日目が終了!日体大・松本航が貫禄の無安打無失点!
2回を無安打無失点の好投を見せた松本航(日本体育大・明石商出身)
7月3日~7月8日にアメリカで開催される「第42回 日米大学野球選手権大会」、及び7月13日~7月22日にオランダで開催される「第29回 ハーレムベースボールウィーク2018」に出場する侍ジャパン大学代表の選考合宿の2日目が[stadium]バッティングパレス相石スタジアムひらつか[/stadium]で行われた。
2日目となったこの日は紅白戦2試合が行われ、1試合目では今秋ドラフト上位候補の松本航(日本体育大・明石商出身)が紅組の先発として登板。2回を無安打無失点、2奪三振と好投し、2年連続の日本代表入りへ大きくアピールした。
また2試合目では松本と同じく、今秋のドラフト上位候補である上茶谷大河(東洋大・京都学園出身)が紅組の先発として登板した。初回は三者凡退に打ち取り、順調な立ち上がりを見せたが、2イニング目では5番・佐藤輝明(近畿大・仁川学院出身)に145キロの直球を完璧に捉えられ、中越えへソロ本塁打を被弾。後続をしっかりと打ち取っただけに、悔やまれる一球となった。
当初の予定では、9イニングの紅白戦を2試合行う予定だったが、雨天の影響により1試合目は7イニング、2試合目は2イニングで終了となった。この日投げることができなかった投手は、明日の紅白戦に登板する予定となっている。
紅白戦終了後、生田勉監督(亜細亜大)は「見た感じでは、ボールが滑るといった戸惑いは無いように感じられました。対応力が高いと感じましたし、ここ近年にないくらいの投手陣がいると思います」と話し、投手陣への手応えを口にした。
今回の合宿では、投手陣のボールの回転数や回転軸などのデータをすべて測定しており、その測定結果も選考基準の一つにしている。
生田監督は「スマホにすべてデータが入ってくるので、昨晩もスマホを見ながらスタッフで情報交換ができました。やはり投球内容と数値がマッチしており、だからなのかというデータが出ています」と語り、最先端の測定機器に驚きを見せた。
侍ジャパン大学代表選考合宿は、明日24日まで行われ、13時に代表の24人が発表される予定だ。
■日体大・松本航投手のインタビューはコチラ!
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