糸満vs浦和学院
糸満が強力打線で、浦和学院3投手を打ち崩す!!
完封勝利を収めた赤嶺 祥吾 (糸満)
春季県大会6試合で60安打を記録した糸満打線が、浦和学院の3投手に対しても、とどまることを知らない攻めを見せた第二試合となった。 糸満は初回、岡田 樹がレフトへ二塁打を放つと4番大城 幸泰がセンター前へ運び先制すると、3回表にも神谷 大雅の三塁打のあと再び大城 幸泰がライトへの二塁打で1点を追加。
この日絶好調の糸満打線の中にあって、最高の活躍を見せた大城 幸泰は、7回にも二死一・二塁からレフト右へ運び二者を迎え入れるなど、5打数4安打4打点と圧巻の仕事を見せた。
浦和学院は1回の裏に1番に座った石森 亨がレフト前ヒットで出塁するも牽制死。2回には木村 聡一郎と幸喜 勇諮の二連打でチャンスを作るが、遊ゴロ(併殺崩れ)と牽制死で得点出来ず、赤嶺 祥吾に4回以降ノーヒットと抑え込まれての完敗だった。
糸満エースの赤嶺 祥吾は9回3被安打8奪三振1四球で完封勝利。サイドに散らすことが出来る制球力に加え、140Kmに迫るストレートなど、第一試合の小島 和哉に勝るとも劣らないピッチングを魅せてくれた。
(写真・文=當山 雅通)