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今年の高卒新人野手でトップの打率を残す内山壮真のワクワクが止まらない

2021.05.12

今年の高卒新人野手でトップの打率を残す内山壮真のワクワクが止まらない | 高校野球ドットコム
星稜時代の内山壮真

 今年の高卒新人野手で最も内容のある打撃をしているのが東京ヤクルト3位の内山壮真星稜出身)ではないだろうか。

 開幕して1ヶ月経つと、技術力が高い選手が打率上位に立つ。現在、内山は22試合に出場し、62打数16安打、2本塁打7打点、打率.258、出塁率.343。現在、リーグ12位で、ウエスタン、イースタンの高卒新人でもトップの成績である。さらに8日の横浜DeNA戦ではサヨナラ安打を打つなど勝負強さも健在だ。

 内山は一軍で5試合出場。4打数0安打1四球とまだ安打はないが、やはり高卒新人からこれほど内容のある打撃をしていると、一軍を経験させたくなる。

 二軍では捕手としても18試合を経験。将来の正捕手候補として順調な歩みを見せている。現在、正捕手の中村悠平福井商出身)の高卒1年目はファーム60試合で、2本塁打22打点、打率.303と非常にワクワクさせる成績を残していた。

 次世代の東京ヤクルトを担う捕手として、さらなる活躍を期待したい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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