試合レポート

鶴岡東vs青森山田

2019.10.16

2イニングで9得点を奪った鶴岡東が準決勝へ

鶴岡東vs青森山田 | 高校野球ドットコム
3ランを放った野川 大輔(鶴岡東)

 第72回秋季東北地区高校野球大会3日目は15日、[stadium]岩手県営球場[/stadium]と[stadium]花巻球場[/stadium]で準々決勝が行われ、ベスト4が出そろった。

 [stadium]花巻球場[/stadium]の第1試合は、6回に2番・野川大輔外野手(2年)の3ランで1点差に迫った鶴岡東が、続く7回に一挙6点を奪い逆転。このリードを6回からリリーフした小林三邦投手(2年)が無失点の好投で守り切り、5年ぶりのベスト4進出を決めた。

 6回、7回の2イニングで9得点。鶴岡東の打撃が目立った試合だった。中でも6回に代打で起用されヒットを放った太田陽都(2年)が3安打の活躍。前日の2回戦で先発した右腕を、「昨日もヒットを打っているので」と起用した佐藤俊監督の采配が当たった。6回は太田のヒットと盗塁から打線がつながり、2番・野川の一発。これが7回の打者一巡の猛攻への布石となった。

 組み合わせが決まった段階から大一番と言われた青森山田と一戦を、3時間4分かけた激闘で制し5年ぶりのベスト4。次の目標は初の決勝進出だ。

(文=松倉雄太

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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