今だからこそ振り返りたい阪神・淡路大震災
今日(1月17日)は阪神・淡路大震災から23年です。
1995年(平成7年)1月17日、午前5時46分、兵庫県南部を震源にマグニチュード7.3の地震が発生。6434人の尊い命を奪いました。[stadium]阪神甲子園球場[/stadium]もスタンドの一部に亀裂や崩落が発生し、春の選抜開催が危ぶまれたこともありました。
ある高校野球の元監督はこう話しています。「あの日、配給を受けたのがおにぎりとカップラーメン。以来、あの日を忘れないために、毎年1月17日の夕食はおにぎりとカップラーメンと決めました」。
あれから23年。発生が最近で記憶も鮮明な東日本大震災や熊本地震などとは違い、今の高校球児は生まれてない時代になります。大人でも、記憶が風化しがちになっているかもしれません。
各学校では防災講習などが行われていると思いますが、今一度当時の映像や資料を見る日にしてみてはいかがでしょうか。動画サイトで「阪神・淡路大震災」と検索するだけでもたくさん出てきます。
そして、1月17日午前5時46分、静かに手を合わせたいと思います。
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(文:松倉雄太)