今年、高校球児となるスーパー中学生3投手に注目!
佐藤 龍月、森 陽樹、福田 拓翔
まもなく4月を迎え、スーパー中学生の高校デビューが気になるところ。今回はこの世代を代表する投手3人を紹介したい。
佐藤 龍月投手(城南ボーイズ)投手は、130キロ後半の速球に加え、鋭く落ちる変化球、小さく曲がる変化球を習得。速球の切れ味、変化球の出し入れが中学生のレベルを超え、中学生No.1左腕に相応しい。健大高崎(群馬)に進み、世代No.1左腕になることができるか。
森 陽樹投手(聖心ウルスラ聡明中)は中学軟式No.1右腕として騒がれている。しなやかなフォームから威力抜群の球を投げ込み、変化球もカーブ、カットボール、スライダーと多彩。サイズにも恵まれており、総合力も高い。25年のドラ1候補を狙える逸材だ。
福田 拓翔投手(明石ボーイズ)は最速142キロを誇る速球派右腕。ここ一番で投げる速球は秀逸で、昨夏のジャイアンツカップではピンチの場面で130キロ後半の速球を連発。三振を奪ってベンチに戻る姿には唸らされた。打者としても、本塁打を量産するなど投打ともに才能が高い。個人的には最もスター性を感じさせる投手だった。
3人とも名門校に進む。どんな活躍を見せてくれるのか注目していきたい。