享栄の149キロ左腕 天理相手に5回1失点5奪三振の力投
享栄・東松 快征投手(2年)
<愛知県招待試合:天理1-0享栄>◇5日◇刈谷市営
天理(奈良)が完封勝利を挙げたが、この試合で目立ったのは享栄の149キロ左腕・東松 快征投手(2年)だった。
球場の場内表示では最速144キロ。手元のスピードガンでは、常時138キロ〜142キロで、最速145キロをマークした。天理のドラフト候補・戸井 零士内野手(3年)からスライダーで三振を奪うなど、5奪三振を記録した。計測できた直球38球のうち、140キロ超えは24球。平均球速は139.86キロだった。
東松は「特に戸井選手との対決では燃えました。緩急も使えて、収穫になった部分はありますが、1点を取られて詰めの甘さがありましたので、さらに修正をしていきたいと思います」と振り返った。
天理打線相手に先発5回を90球4安打5奪三振1四球1失点。初回に内野ゴロの間で1点を与え負けてしまったが、145キロ左腕・前田悠伍投手(大阪桐蔭)に負けない魅力を持った速球派左腕がさらに進化を誓った。
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