【名選手ギャラリー】驚異の核弾頭・来田 涼斗(明石商)!2020年の高校野球を引っ張るスラッガーの2年間をギャラリーで振り返る!
春のセンバツ大会で4強入りを果たした明石商で、不動の核弾頭を務めた来田 涼斗(2年)。4試合で残した数字は14打数5安打8打点、打率.357。準々決勝の智辯和歌山戦では先頭打者本塁打&サヨナラ本塁打を記録。
春夏を通じ、史上初の快挙を達成し、注目度をさらに高めた。さらに夏の[stadium]甲子園[/stadium]準決勝でも本塁打を放った。ここぞという場面で、本塁打を打てる勝負強さが魅力。今回はそんな来田 涼斗の高校野球を写真で振り返ります!
来田涼斗(明石商)※写真=共同通信社
兵庫県神戸市で生まれ育った来田 涼斗。3歳上の兄が所属していた地元の軟式少年野球チーム「伊川谷キングスターズ」に入部したのは小1の時だった。6年生の時にはオリックスバファローズジュニアの一員に選出。ハイレベルな大会を体験し、結果を残せたことが大きな自信につながった。
長坂中ではヤングリーグ所属の硬式クラブチーム「神戸ドラゴンズ」でプレー。主に3番・センターとしてチームをけん引し、2年夏には全国大会優勝を経験。通算25本塁打、打率5割超えをマークした。
インタビュー中に笑顔を見せた来田涼斗
明石商では、1年夏には背番号16をつけ、甲子園に出場。チームは延長の末、8対9で八戸学院光星に惜敗を喫し、初戦で姿を消したが、来田は1番・レフトでフル出場し、2安打をマーク。決勝点につながる失策も記録するなど、攻守に貴重な経験を積んだ。
写真はセンバツ大会直前に敢行した来田選手のインタビューの様子。笑顔でインタビューに応じてくれている。
秋季近畿地区大会・対東山戦での来田選手
来田が未来に描く「理想の選手像」は明確だった。
「柳田悠岐選手のように、走れて、守れて、ホームランも打てて、打率も残せる。そんな選手を目指したいです」
最後の質問として選択したのは「将来の夢」。即答だった。
「プロ野球選手になることです。高卒でのドライチを狙ってます」
来田は走塁のレベルは高いが、守備はまだ打球勘などで課題を残す。それでも、来田の能力があれば、一冬で力を伸ばしてくるだろう。最上級生となる逸材・来田のパフォーマンスに注目したい!
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