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[1] 2020年世代を牽引する4選手
[2] まだまだいる!全国に潜むスラッガーたち

[1] 2020年世代を牽引する4選手
[2] まだまだいる!全国に潜むスラッガーたち

 2020年の高校生野手は、黄金世代と呼ばれるぐらい人材が揃っている。そんな野手の顔ぶれを今回は、編集部のドラフト部長こと河嶋宗一がこれまでに見てきた選手を中心に、シリーズ別で紹介したい。まずは『スラッガ―編』。この世代は、清宮 幸太郎村上 宗隆などがいた2017年に匹敵するぐらいの人材が揃っている。

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2020年世代を牽引する4選手


 世代のトップを走るのが、来田 涼斗明石商)だ。今春のセンバツでは2本塁打、さらに夏の甲子園準決勝でも本塁打を放った。ここぞという場面で、本塁打を打てる勝負強さが魅力。それが来田の評価を高めているといっても過言ではないだろう。ただ、来田は走塁のレベルは高いが、守備はまだ打球勘などで課題を残す。それでも、来田の能力があれば、一冬で力を伸ばしてくるだろう。最上級生となる来田のパフォーマンスに注目したい。

 続いて、長打力・スケール感では来田に負けていないのが、西川 僚祐東海大相模)だ。捉えた時の打球の速さはピカイチだ。
 現在、高校通算50本塁打とこのペースでいけば、2020年夏には高校通算100本塁打に到達していてもおかしくない。そのためにも、テクニックに長けた本格派や技巧派を打ち崩せるかが、今後の評価を挙げるポイントとなる。

 また、西川ともに注目したいのが山村 崇嘉東海大相模)だ。対応力が高く、多少崩されてもヒットにできて、甘く入れば簡単に本塁打にできる。投手もやっているように肩も強い。最近は一塁手でも、スラッガーの需要が高まり指名されるケースもあるので、夏に向けて圧倒的なパフォーマンスを見せていきたい。

 東海系列では、杉崎 成東海大菅生)も、今年8月下旬の時点で高校通算44本塁打を記録しているスラッガー。オープンスタンス気味の構えから高速スイングで左方向だけではなく、右中間にも本塁打が打てる。ここぞという場面で打てる勝負強さは必見。若林監督も杉崎のメンタルの強さ、取り組みの良さを高く評価している。この1年、どれだけのパフォーマンスを見せてくれるか注目したい。