明治大が2011年以来の明治神宮大会優勝を飾る！！試合経過をチェック！！

柳裕也（明治大）

■明治大の柳か？桜美林大の佐々木か？大学の部決勝を速報！【神宮大会】

　11月16日、明治神宮大会は大学の部は決勝戦を迎えた。高校の部は履正社が優勝。大学の部は2011年以来の優勝を目指す明治大と初出場初優勝を目指す桜美林大との対決となった。この試合の注目は両エースの投げ合いだ。

中日ドラフト1位の柳裕也（明治大）は今大会2試合に登板し、まだ無失点と安定したピッチングを見せている。高校時代は2年春、2年夏、3年春と三度も甲子園に出場。横浜高時代は猛烈な走り込みを行い、現在の下地を作ってきた。

　一方、佐々木千隼は大学に進んで投手に専念。桑田真澄、野村弘樹とプロで大活躍した2人の指導を受け、才能を開花。外れ1位ながら5球団に指名される投手に成長した。今大会は2回戦で8回まで2失点。さらに高校通算33本塁打を放った長打力を生かして、2回戦では右中間へ本塁打を放っている。また柳も本塁打を打っており、まさに投打で引っ張る大エースの競演が注目の一戦となった。

桜美林大：佐々木,土井、邑楽-大平
明治大：柳、星-牛島
本塁打：星（明）

　＜試合経過＞

【9回表】桜美林大
最後の打者を空振り三振に打ち取り、試合終了！明治大が5年ぶりの優勝！！

【8回裏】明治大
一死から星がホームラン！自ら貴重な追加点をたたき出した。

【8回表】桜美林大
二死から内野安打で出塁するも無得点。

【7回裏】明治大
桜美林大は3番手に邑楽が登板。
二死三塁のチャンスを作るが、三振に終わり無得点。

【7回表】桜美林大
三者凡退。

【6回裏】明治大
桜美林大はエース佐々木が降板。2番手に土井大輝。土井は先頭打者を出塁させたが、後続を抑えて無得点。

【6回表】桜美林大
三者凡退。

【5回裏】明治大
9番渡辺が左翼線を破る二塁打。1番吉田の犠打で一死三塁とすると、2番竹村春樹の中前適時打で1点を返す！3番佐野は二ゴロ。二死一塁。ここで連続四球となって、6番萩原英之の2点適時打で逆転に成功。さらに二死一、三塁から6番逢澤崚介の適時打で4対2と点差を広げる。

【5回表】桜美林大
明治大はヤクルト2位に指名された星知弥が登板。星は最速149キロのストレートを軸にまず2人の打者を打ち取ったが、2番井橋は四球。3番沼田は左飛。

【4回裏】明治大
一死一、二塁のチャンスをつくるが、7番逢澤は三振、8番柳の代打・宮崎は遊ゴロ。

【4回表】桜美林大
この回も無得点。

【3回裏】明治大
走者1人出すも無得点。

【3回表】桜美林大
三者凡退。柳、変化球の制球力がよくなり、調子を上げてきた。

【2回裏】明治大
佐々木は三者凡退。この回の奪三振2つ。

【2回表】桜美林大
二死三塁のチャンスを作るが、無得点。

【1回裏】明治大
二死一、二塁のチャンスを作ったが、5番川口は遊ゴロ。先発の佐々木はガッツポーズ。

【1回表】桜美林大
1番山野辺の左二塁打から2番井橋の犠打が決まり、3番沼田の右中間を破る適時三塁打と4番村井の右前適時打で2点を先制！桜美林大は柳から4安打を記録した。

■明治神宮外苑創建90年記念 第47回明治神宮野球大会
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