
友廣 陸(北陸)
昨秋の北信越大会を制して34年ぶり2度目のセンバツ出場を決めた北陸(福井)。明治神宮大会でも4強入りを果たし、今大会でも上位進出が期待される。今回は秋の躍進に貢献したエースで4番の友廣 陸投手(2年)、3番の平田 海智捕手(2年)、リードオフマンの水野 伸星外野手(1年)の3人の主力選手にインタビューを行った。
今回は友廣 陸投手(2年)へのインタビューをお届けする。
ーー野球を始めたきっかけを教えてください
友廣:小学2年生の頃に兄がやっていた影響で始めました。野球を始めた時から投手はやっていました。
ーー中学時代はどんな選手でしたか?
友廣:自分の力を最大限に発揮できずに悔いが残ったので、「高校では!」という気持ちで高校に入りました。
ーー北陸高校に進学した理由を教えてください
友廣:林孝臣監督が日本一のピッチャー、日本一のチームにしたいということで、僕を推薦で獲ってくれました。期待に応えられるような選手になりたいと思って、ここに来ました。。
ーー現在の最速は142キロですが、入学時の球速はどれくらいでしたか?
友廣:120キロ台ちょっとから後半くらいでした。
ーー高校に入って伸びた時期はいつですか?
友廣:2年の夏に県大会の決勝を経験できて、そこが一番成長できたのかなと思います。
ーー秋の大会は振り返ってみて、どうでしたか?
友廣:毎試合、毎試合成長できることがあって、甲子園に繋がるような経験ができたと思います。
ーー印象に残っているのはどの試合ですか?
友廣:北信越大会決勝の敦賀気比戦です。最後のアウトを取った時は良い感じで投げられました。
ーー神宮大会はどうでしたか?
友廣:中学では大きい舞台に立てなかったので、全国大会に出て、良い経験ができたと思います。
ーーそこで得た課題と収穫を教えてください。
友廣:課題は立ち上がりが球が上ずってしまったり、甘く変化球が入って失点することが多かったので、そこは甲子園に向けてしっかり修正していきたいです。成果はピンチの場面でも動じない心が大事だと思ったので、そういう経験ができて良かったです。
ーーこの冬はどんなことを課題に取り組んでいますか?
友廣:この冬は体格をもう1度大きくして、球速も上げて、球のキレをもっとつけたいと思います。体重は身長-100の85キロを目標として頑張っています。
ーーセンバツで「俺のここを見てほしい!」というところはありますか?
友廣:自分のアピールポイントの真っすぐとか、三振を取りたいときに取れる変化球の精度だったり、そういうところを見てほしいです。
ーーセンバツでの目標を教えてください
友廣:自分が中心となっているチームなので、自分の力を発揮して、甲子園でも一戦必勝で頑張っていきたいです。
(取材:馬場 遼)