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[1]勤務先で「あの」ゴールデンルーキーとバッタリ
[2]鈴木誠也(広島)のような走攻守のハイレベルを目指して

[1]勤務先で「あの」ゴールデンルーキーとバッタリ
[2]鈴木誠也(広島)のような走攻守のハイレベルを目指して

鈴木誠也(広島)のような走攻守のハイレベルを目指して



佐藤直樹(JR西日本)

―― 今年の都市対抗、チームは中国予選敗退に終わりましたが佐藤選手はJFE西日本の補強選手としてベスト8入りに貢献。13打数6安打3打点で優秀選手にも輝きました。そこは自信になったのでは?

佐藤  そうですね。特に打撃については今年、ボールの見方、ボールのとらえ方などすべてを一度リセットし、考えて取り組んだ結果、都市対抗では昨年と比べても自信が残る結果を残せました。あ、それとJFE西日本で測定したら50メートル走が0秒1上がって5秒8になりました(笑)

―― もう少し打撃の部分を具体的に教えてもらっていいですか?昨年はもっとコンパクトに打っていた印象もありますが……。

佐藤 昨年までは前にポイントを置いて点で捉えるイメージだったんです。ただ周囲からは「始動が遅い」ということをよく言われていました。

 ですので今年はトップを早めに作って股関節でタメを作ってから、ボールをよく見てラインの中でボールを捉えることに取り組んでいます。こうすることによってたとえ詰まってもポテンヒットが増えるようになりましたし、。都市対抗で結果が出た要因もここにあると思います。

――そこまで変えた理由はドラフト解禁年となる「高卒3年目」ということも頭の中にあってのことですか?

佐藤  正直、JR西日本に入社した当初はさほどプロを意識することはなかったんですが、試合にで始めるにつれて徐々にプロを意識するようになってきた感じです。

 体重も野球部公式HPの表記(177センチ78キロ)は入社1年目のままなんですが(笑)、入社後はプロテイン摂取と毎日、スピードを重視した筋力トレーニングにも取り組みましたし、今年は春のキャンプに入る前から「絶対にプロへ行く」と誓いを立ててずっと練習してきました。

――ちなみに佐藤選手が理想にしている選手はいますか?

佐藤  広島東洋カープの鈴木 誠也さんです。走攻守すべてにおいてレベルが高いですし、自分もプロに入ったら打って、守って、走れる。そんな選手になりたいと思っています。

――いよいよ、10月17日も近づいてきました、当日はどんな心境になると思いますか?

佐藤  楽しくは……ないですね。心配で。よっぽど試合をしていた方が楽です(笑)。

――では最後に出場が決まっている日本選手権も含め、自分のアピールをお願いします!

佐藤  まずは一塁への駆け抜けやスピード。そして肩を見てほしい。そこに加えてバッティングも見て頂ければと思っています!

「もともとの身体能力に加えて安定感・勝負強さが出てきた。都市対抗でも長打が出るようになって、何かつかんでくれた感じがある」とJR西日本・花本 輝男監督も認める3年目の成長。その実感をさらに増幅させるため、10月17日、佐藤 直樹はプロ野球への出発進行の笛を吹く。

(取材=寺下 友徳