第882回 京都国際を初の近畿大会へ導いた上野響平が夏の準決勝敗退から得たもの【前編】2019年01月17日

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【目次】
[1]熱心な勧誘を受け甲子園経験のない京都国際を選択
[2]入学し即試合に出たことで磨かれた集中力

 秋の近畿大会に初出場した京都国際を引っ張るのが主将で1番遊撃手という大役を任されている上野響平(2年)だ。上野は巧みなバットコントロールと堅実な守備を買われて1年春からレギュラーとして活躍。卒業後は高卒でのプロ入りを目指している有望株だ。今回は上野に京都国際を選んだ理由や高校入学後の道のりについて伺った。

熱心な勧誘を受け甲子園経験のない京都国際を選択



ガッツポーズを見せる上野響平(京都国際)

 大阪府貝塚市で生まれ育った上野は、友人に誘われて小学1年生から貝塚スポーツ少年団西地区で野球を始めた。最初は遊撃手を任されることが多かったが、5年生からは捕手にコンバートされたという。

 中学では本格的な野球に取り組むために貝塚シニアでのプレーを選択。シニアでは再び遊撃手に戻り、野球に打ち込んだ。決して強いチームではなかったと言うが、3年の夏には日本リトルシニア日本選手権大会に3番遊撃手として出場。1回戦で敗れたが、神宮球場でプレーするというかけがえのない経験をすることができた。

 全国大会に出場した上野の元には強豪校からいくつかの誘いが来ていた。最終的に甲子園に何度も出場している地方の強豪校と京都国際で迷ったが、熱心に誘われていた京都国際に進学。まだ甲子園には出ていない学校だが、「こういうところに行った方が自分のためにもなる」とそのことも前向きに捉えていた。

 実際に京都国際に入学した感想を上野はこう語る。「グラウンドの環境はそこまで整っていませんが、練習内容や監督の教え方が上手いのでここでよかったと思っています」。グラウンドは白土で広さもそれほどない環境だが、個々の能力を高めていく小牧憲継監督の指導が水に合っていた。

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プロフィール

上野響平
上野響平(うえの・きょうへい)
  • ポジション:内野手
  • 身長体重:170センチ65キロ
  • タイプ:右投右打
  • 京都国際
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