2021年2月1日(月)・NPB12球団が新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客ながら一斉にキャンプイン。そして現在の日本独立リーグにおけるパイオニア的存在である四国アイランドリーグplusの4球団も実質キャンプインとなる「合同自主トレーニング」を開始。

 その中で昨年リーグ2連覇と同時に「プロ野球ドラフト会議」でも行木 俊(広島東洋カープ)、戸田 懐生(読売ジャイアンツ育成)の両右腕を夢舞台に送り出し、8年連続15名をNPBへ輩出している徳島インディゴソックスも徳島県鳴門市のオロナミンC球場において一般非公開で自主トレーニングをスタートさせた。


 初日には新加入選手20人と「自分を見つめ直してNPBに戻るために」5年ぶりに徳島帰還した元・阪神タイガースの福永 春吾投手を含む37選手(*幸地 亮汰<与勝-沖縄大・1年目・投手>は欠席)が参加。

 「チームがあって選手がある。チームの役割を果たす。昨年同様に徳島県を代表して最後まであきらめない、全力疾走する。その先にドラフト指名があることを表現したい」と報道陣に意気込みを語った就任2年目を迎える吉田 篤史監督(元千葉ロッテマリーンズなどで投手・元オリックス・バファローズなどでコーチ)から練習前「アップから声を出して、元気を出していこう」と訓示を受けた選手たちは、アップ、キャッチボール、ノックにブルペン投球から打撃練習まで約5時間のメニューをみっちりとこなした。

 その中でも目を引いたのは「元・甲子園球児たち」の躍動と捕手陣間の激しい競争意識である。

 「元・甲子園球児」の筆頭格は2年春にセンバツ出場・3年夏には最速146キロのストレートと急激に曲がるスライダーで愛媛県独自大会優勝に貢献した平安山 陽松山聖陵・1年目)。昨年までの2年間は行木。その前は伊藤 翔(埼玉西武ライオンズ)、福永らが付けた背番号14を受け継いだ期待の高卒1年目が「投手育成には定評があるし、短い時間でNPBで勝負したいと思ったのでここに来た。キャッチボールでコンビを組んだ昨年ドラフト候補の)楢嵜 塁(日本経済大・2年目)さんのような質の良いボールははじめて見た。まずはそこを目指し、カット系やスプリットもマスターしてまずは試合で投げられるようにしして、1年でNPBに進めるようにしたい」と意気込んだ。

 もう1人は鳴門では一昨年のドラフト1位・河野 竜生(JFE西日本~北海道日本ハムファイターズ)と同期の中山 晶量。明治大でも最速150キロまで球速を伸ばした188センチ右腕は「明治大でもドラフト1位になった選手(1学年上は森下 暢仁<広島東洋カープ>・同学年は入江 大生<横浜DeNAベイスターズ>と一緒にやってきたが、それらの選手は小さなことを積み重ねてきた。自分も負けないようにがんばりたい」と抱負を述べている。

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