目次

[1]辞退を余儀なくされた東邦。連合の活躍も目立つ
[2]交流試合に出場の中京大中京。ドラフト指名選手の活躍にも期待

 今年の高校野球界は、新型コロナに見舞われた。愛知県でも、中京大中京が代表を決めていたセンバツをはじめ春季大会以降、夏の選手権も中止となってしまった。

 そうした中で、夏は愛知県の独自大会が開催され秋季大会は何とか、当初の予定をこなすことが出来た。そして、甲子園の交流試合含め、中京大中京の活躍が光った1年となった。

 本編は、そんな愛知県の2020年の高校野球を振り返る後編である。

前編はこちらから!
中京大中京が公式戦無敗で終わった愛知の2020年を総括【前編】

辞退を余儀なくされた東邦。連合の活躍も目立つ


 大府も、一部名古屋市勢も絡んでいた知多ブロックで5回戦は半田を倒すなどして勝ち上がっていき面目躍如した。一方で、このゾーンですべての学校が目標としていた東邦が大会途中で校内の被コロナ発生で辞退を余儀なくされたのは残念だった。

 また、加茂丘衣台の連合チームが安城農林豊野安城南といったところを下してベスト16に進出したことも話題となった。岡崎工科に4対3と競り負けたものの、ここまで勝ち上がった矢田 拓君のトリッキーな投球は高く評価されていいであろう。

 また、守りも大崩れすることなく、連合チームとは思えないまとまりの良さだった。「選手同士はこっちが思っていた以上に仲が良く、野球以外でもいろいろ交流を持っていっていたのもこうした結果に繋がっていったのではないか」と、指揮を執った柴田 勇人・加茂丘監督も称えていた。

 また、今年度末で廃校となる新城新城東が1回戦で対戦。雨で2時間28分の中断を挟みながらも戦い切り新城東が10対5で制した。

 雨と言えば4回戦では春日丘と名古屋市立工の対戦が2度までもプレーボール後に降雨中止。3度目の正直で春日丘が延長の末に振り切るということもあった。