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 9月20日から開幕する秋季埼玉県大会。非常にハイレベルな大会になりそうな今大会について展望をしていきたい。

各地区の見所


 昨秋、今夏共に4強の浦和学院上尾の好カードが実現。浦和学院は投打ともに戦力十分。左腕・宮城誇南を筆頭に能力が高い投手を揃え、打線は遊撃手・吉田 匠吾、地区予選で特大弾を放った吉田 瑞樹の経験者を中心とした打線の破壊力は関東地区でもトップクラスのチームに入るだろう。対する上尾は1番・後藤 貴希は地区予選でも本塁打を放つなど打撃好調。地区予選でも圧倒した内容だっただけに打倒・私学を誓う上尾は浦和学院相手にどんな戦いを見せるのか。同ブロックでは全力疾走を心がけ、機動力が高い川越東も注目。投手陣では吉藤白玖などの活躍が鍵となる。夏準優勝の昌平は伝統校・松山との対戦になり、このカードも見逃せない。昌平は全国クラスのスラッガー・吉野 創士を残すが、未知数なチーム。地区予選から成長を見せているか。この対決の勝ち上がりは夏ベスト4の正智深谷と対戦する。

 好投手・小泉 裕貴を筆頭に好選手を揃える山村学園は本庄と対戦。私学にも十分戦える実力を持つ狭山清陵は坂戸西と対戦。市立川越は北本と所沢北の勝者と対戦。 北本の変則左腕・小櫃 辰也(1年)に対応ができるか。市立川越は能力が高い選手を揃えており、今大会の進化が楽しみだ。

 春日部共栄は与野と対戦。春日部共栄は攻守でセンス抜群な増田 凛之介などを中心に能力が高い野手を中心に打ち崩すチーム。投手陣を整備し、関東を狙う。

 聖望学園西武台を下した川口と対戦。左腕・市田葵は地区予選でもノーヒットノーランを達成し、実力は高い。また実力校・星野と最速143キロ右腕・原口 稜平擁する市立川口との対戦や、大宮東狭山ヶ丘山村国際を破った県立川越川越工など実力ある公立校が並ぶブロックだ。

 優勝候補・花咲徳栄は蕨と対戦。高安 悠斗堀越 啓太と2人の140キロ超えの投手をそろえた投手力の高さは全国クラス。順調に伸びれば、来春には複数ドラフト候補を擁する投手陣になる可能性を持っている。

 打線はパンチ力がある富田隼吾、地区予選でサイクルヒットを記録した左の好打者・飛川 征陽など投打ともに戦力十分。また同ブロックでは浦和実叡明など実力校がそろう。

 埼玉も実力校がうまくばらけ、多くの学校が実力を伸ばしてきているので、序盤から熱戦が期待できそうだ。果たして、激戦区の埼玉を勝ち抜き、関東大会進出を果たす2校はどこになるのか。

(記事=河嶋 宗一

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