目次

[1]加藤学園筆頭にフレッシュな顔ぶれに
[2]公立商の躍進も光った秋だった

秋季静岡県大会
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加藤学園筆頭にフレッシュな顔ぶれに


 静岡常葉大菊川東海大静岡翔洋などの上位常連校がベスト8までで敗退したということもあって、いくらかフレッシュな印象となった静岡県大会の決勝。藤枝明誠加藤学園にサヨナラ勝ちして3年ぶり3回目の東海大会進出を果たした。また、加藤学園は春季県大会準優勝に続いての準優勝となった。秋季東海地区大会は18年ぶりの出場である。

 藤枝明誠は右の小林 大我君と左の長身大石 航君の両投手が軸となっている。村松 杏都主将もチームをよくまとめているという印象だ。東海地区大会でも準決勝まで進出。最後は光岡孝監督の出身校でもある中京大中京に力負けでコールド負けとなってしまったが、序盤は食い下がり「本気で甲子園へ行きたい」という思いを十分に表していた。

 近年躍進著しいという印象の加藤学園は旧チームから残った肥沼俊投手が安定している。米山学監督は、「調子がよくない時でも、どうしていったらいいのかということが出来るようになってきた」と、メンタル要素の成長を評価していた。

 東海地区大会でも大垣西に競り勝ち、三重県1位の近大高専には終盤追いつかれながらも延長の末振り切った。県立岐阜商には延長10回サヨナラ負けを喫したものの、3試合で427球を投げた肥沼君はスタミナ面も十分ということも示した。明治神宮大会で中京大中京が優勝して東海地区に神宮枠が回ってきた。東海大会の善戦ぶりで、藤枝明誠を抑えて加藤学園が悲願の初選出をされる可能性も高い。

 エース高田 琢登君が注目されており、名門復活と期待の静岡商は3位決定戦で聖隷クリストファーを下して東海大会に進出。しかし、初戦の津商との試合は4回途中10失点で敗退。突然制球が甘くなり、そこを狙い打たれた。高田晋松監督との親子鷹での甲子園は最後の夏に託すことになった。