7月8日に開幕する、第101回全国高等学校野球選手権新潟大会の抽選が6月22日に行われ、組み合わせが決定した。

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第101回全国高等学校野球選手権新潟大会

 春の新潟県王者・日本文理は2年ぶりの甲子園に向けて、11日に新発田中央豊栄の勝者との初戦を迎える。その日本文理に春季県大会で敗れ、準優勝に終わった三条は同じく11日に久比岐・柏崎総合と高田農・高田商の勝者と対戦することとなった。

 また昨夏の新潟代表の中越は昨秋の北信越大会まで勝ち進んだ関根学園と初戦を迎える厳しいスタート。さらに名門・新潟明訓は2回戦で新潟青陵巻総合との勝者との試合となった。

 そこで今回は過去のデータを紹介していきたい。

中越、日本文理に割って入るチームは現れるか?



秋、春とベスト8に入った糸魚川

 まずは秋のベスト8、春のベスト8を振り返ろう。

【秋】
優勝 日本文理 準優勝 新潟南
ベスト4 関根学園帝京長岡
ベスト8 加茂暁星三条新潟新潟産大附

【春】
優勝 日本文理 準優勝 三条
ベスト4 北越村上桜ヶ丘
ベスト8 長岡大手新潟産大附糸魚川高田

 次に過去5年の新潟大会の優勝校、準優勝校を振り返っていこう。

優勝 中越 準優勝 新発田
優勝 日本文理 準優勝 中越
優勝 中越 準優勝 新潟明訓
優勝 中越 準優勝 日本文理
優勝 日本文理 準優勝 関根学園

 過去の5年間では中越日本文理で優勝を分け合っている。ここに割って入ってくる高校は現れるのか。秋、春の成績ではどちらも日本文理が優勝と圧倒的な強さを誇っている。秋、春でともにベスト8に残った高校は共に優勝の日本文理新潟産大附三条の三校しかなく、実力がかなり拮抗している。中でも三条は春に準優勝とかなり力をつけてきた。中越日本文理に割って入ることができるか。2016年準優勝の新潟明訓の久しぶりの甲子園出場にも期待したい。どこが最高の夏にするのか注目だ。

文=編集部