7月7日に開幕する、第101回全国高等学校野球選手権熊本大会の抽選が6月20日に行われ、組み合わせが決定した。

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第101回 全国高等学校野球選手権 熊本大会

 秋優勝の熊本国府玉名天草拓心の勝者と対戦。春優勝の球磨工は、第一と芹北の勝者と対戦。センバツ出場の熊本西大津vs九州学院の勝者と対戦。こちらも激戦が予想される。最速147キロ右腕・浅田 将汰擁する有明千原台ルーテル学院の勝者と対戦。前年甲子園出場の東海大星翔八代農vs学園大付の勝者と対戦する。また、秋春でベスト4の熊本工は済々黌天草工の勝者と対戦。

 熊本県で特徴的なのはシード校は自ら番号を選択できるということ。なんとシードの秀岳館はノーシードからの登場。初戦では鹿本商工と対戦する。NHK杯で優勝を収めており、戦力は十分。初戦から激しい戦いが期待できそうだ。

九州学院が怪しい存在


 ここで注目したいのは、3大会とも優勝校が分散されており圧倒的な力を持った高校が居ないということだ。それでは早速、春のベスト8、秋のベスト8、そしてNHK杯のベスト4を振り返ろう。

【秋季大会】
優勝 熊本国府 準優勝 熊本西
ベスト4 東海大星翔熊本工
ベスト8 八代菊池球磨工必由館

【春季大会】
優勝 球磨工 準優勝 有明
ベスト4 熊本国府 熊本工
ベスト8 城北専大玉名八代菊池

【NHK杯】
優勝 秀岳館 準優勝 東海大星翔
ベスト4 八代有明

 次に過去5年の熊本大会の優勝校、準優勝校を振り返っていこう。

2018年 優勝 東海大星翔 準優勝 熊本工
2017年 優勝 秀岳館 準優勝 九州学院
2016年 優勝 秀岳館 準優勝 九州学院
2015年 優勝 九州学院 準優勝 文徳
2014年 優勝 城北 準優勝 文徳

 ここ5年間の夏の熊本大会は、秀岳館九州学院が熊本の新たな歴史を作り始めている。しかし、今回の熊本は一味違う。秀岳館九州学院が共にベスト8にも不在だということ。近年の成績を考えたら驚きの出来事だろう。秀岳館は、NHK杯では優勝を収めたものの実力は確かではない。ここで、注目なのは九州学院がどのような戦い方を見せるかだ。そして、古豪である熊本工など歴史に加え実力をも兼ね備えるチームが揃う熊本県大会。果たして、熊本の熱い夏を制するのはどこなのか。

文=編集部