第582回 元プロ監督が浸透させた「グランドに出たくなる野球」 啓明学園(東京)【前編】2019年03月03日

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【目次】
【啓明学園の練習の様子をギャラリーでチェック!】
[1]野球を楽しむチームカラーが浸透し都大会へ進出
[2]経験者が多く残り、打力も高かった新チーム

  2015年4月に、元プロ野球選手の芦沢真矢氏が監督に就任した啓明学園。就任以来、着実にチーム力を伸ばしていき、昨秋は遂に都大会本戦への出場も果たした。

 今回は、そんな啓明学園に訪問し、チーム力向上の裏側や今年のチームの躍進の理由について迫った。

野球を楽しむチームカラーが浸透し都大会へ進出



ノックを受ける選手たち

 「選手みんなが底抜けに明るく、笑顔がイキイキとしている」
 それが啓明学園に訪れたときの第一印象だ。元気が良く、ノリの良いチームは他にも多く見てきたが、啓明学園の選手達は明らかにひと味違う。野球という枠を飛び越え、人生そのものを楽しんでいるように感じるのだ。

 「見てもらってわかるように、本当に明るいチームです。従来の厳しい高校野球ではなく、のびのびと野球をやらせたいのが根底にあって、放課後にグランドに出たくなる環境作りが僕の仕事だと思っています。これが僕が目指した野球です」

 そう語るのは、啓明学園を率いる芦沢真矢監督だ。就任した当初は部員数も少なかった啓明学園だったが、野球をのびのびと楽しむ芦沢監督の指導方針に惹かれて、部員数も年々増加。チーム力も着実に高まっていき、昨年の秋季大会は、遂にブロック予選を勝ち抜いて都大会への進出を果たしたのだ。

 実際に選手に話を伺っても、底抜けに明るい返答が返ってくる。チームを引っ張る佐々木陽平主将は、笑いを交えつつ、啓明学園のセールスポイントを次のように紹介する。

 「学校に専用グランドもあって、芦沢監督にも不自由なく練習をさせて頂いています。チームも仲が良く、とにかく元気が良いチームで、副主将の石川大樹を筆頭に部員の57人全員がイケメンです!」

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