第165回 ミレニアム世代のトッププロスペクトたち Vol.9「高山遼太郎、沢田龍太」2018年07月07日

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【目次】
[1]高山 遼太郎(健大高崎) この春に大化け!全国ナンバーワンサードへ挑戦する
[2]沢田龍太(富山商)投手 地味だけど凄い。夏では全国トップクラスの投手へ

  第100回大会の主役となる「ミレニアム世代」。全国各地の逸材をトッププロスペクト方式で紹介。今回はチームの精神的な支柱に成長した2名の選手に迫る。

この春に大化け!全国ナンバーワンサードへ挑戦する 高山 遼太郎(健大高崎)


高山遼太郎(健大高崎)

 年々、凄みが増しているスラッガーだ。広島東洋・西武でプレーした高山健一さんの息子である遼太郎。健大高崎に入学し甲子園デビューとなった2年春の選抜では、4試合で9打数4安打と結果を残し上々の甲子園デビューとなった。

 そこから右肩上がりに実力を伸ばしていった高山。凄みが増したのはこの3年春からだ。春季県大会の2回戦でサイクル安打を記録。そして、関東大会でもとてつもない打棒を見せる。まず浦和学院戦。高めに浮いた直球を見逃さず、ゼットエーボールパークのセンタ―場外へ消える本塁打。ゼットエーボールパークでセンターへの場外本塁打はほとんど例がなく、訪れた千葉の高校野球ファンの度肝を抜いた。

 さらに日大三との決勝戦では内角球をとらえ、場外本塁打。この春から関東大会決勝戦まで26本塁打とまさに「化けた」といえる本塁打量産ペースだ。

 その背景には冬場のトレーニングと、ボールの下を速いヘッドスピードでとらえるバッティングがうまく融合した結果といえるだろう。長距離志向ながら、動作にロスがない理想の打ち方となっている。

 そしてもともと外野手だったのが今年からサードに転向。サードの守備でも猛然と突っ込み、軽快に打球をさばいてランニングスローも軽々こなしスローイングも強い。

 今年は林昂汰(智辯和歌山)、野村 佑希花咲徳栄)、中川 卓也大阪桐蔭)の3人のサードが侍ジャパンU-18代表の一次候補に選出された。高山はこの3人に負けていない長打力、守備力がある。

 全国ナンバーワンサードへ。勝負の夏がいよいよ始まる。

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沢田 龍太(富山商) 【選手名鑑】
髙山 遼太郎(健大高崎) 【選手名鑑】
富山商 【高校別データ】

プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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