誠英のスタメン・ベンチ入り情報

 山口県防府市に学校があり、最寄り駅の防府駅より徒歩10分で行ける場所に構えている誠英高校。特に有名なのは女子バレーボールで全国大会の常連校であり、前身の三田尻女子時代に卒業した栗原恵氏をはじめ、数多くのバレーボール選手を輩出している名門校だ。

 そんな誠英の野球部は2学年18名で活動中。その中でもチームを牽引するのは2人。1年生エース・尾上和希は、完投能力の高さが光る投手で、3人と少ない投手陣を1年生ながら支えていることもあり、山重賢汰主将も「投げ抜いてくれるので助かっています」と語っている。



尾上和希

 そしてもう1人が副将を務める内田捺陽。秋の大会では背番号10を付けて控えメンバーとして、出場機会はなかった選手。ただ、「練習から声を出してチームを明るくしてくれる」と陰でチームを支える選手としてチームにとって欠かせない存在となっている。

 この2人に加えて、チャンスに強い打撃と長打力の光る3番・石原海禄や秋は9番で出場していた月足藍斗といったメンバーの成長が春以降の躍進の鍵を握っている。



誠英の練習模様

■上位進出のために掲げられた2つのスローガン

 秋は2回戦で徳山商工に敗れた誠英は、県大会ベスト8以上という目標を掲げて日々の練習に打ち込む。そのためのスローガンとして2つ掲げている。1つが『限界突破』。これは言葉通り、日々の練習で選手それぞれが限界を超えていこうという思いを込めて掲げられた。



サーキットトレーニングに打ち込む選手たち

■ライバルからの刺激を受けて

 もう1つは『ONE for all All for one』。みんなは1人のためにみんなは1人のためにという意味が込められており、近年のラグビーの盛り上がりで多くの人が耳にした言葉だろう。誠英でもこれをスローガンに掲げて練習をしているが、これにはワケがある。

 「冬場に入ってから岩国商との合同練習をさせてもらう機会をもらって。その時に実力も練習量も足りないことに気づかされたこともそうなのですが、全員で1つのメニューをやり切ろうという姿勢が印象に残って。だから、この冬から『ONE for all All for one』を加えることにしました」



誠英の練習模様

■ONE TEAMで上位進出へ

 嶋本監督も「今年はチームワークがいい」と評価するように、元々今年のチームはチームメイトの仲が良く、明るい雰囲気で取り組めるところが特徴だった。しかしオフシーズンは、これまで以上に1つとなって全員でやり切るために、新たなスローガンを作った。

 「今まで以上に声を出すなど、良い雰囲気で練習ができています」と山重主将は感じており、互いに刺激を与えあいながらレベルアップできているようだ。練習場所は様々な場所を借りながらと制限がありながらも、ONE TEAMになってチームを強化している誠英。春の躍進を大いに期待したい。

(文=編集部)



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