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6月2日、北海道高校野球連盟は「夏季北海道高等学校野球大会」を開催することを発表した。7月11日から支部予選が始まり、南北海道大会、北北海道大会ともに、8月上旬に開催を目指している。
今回は北海道高校野球連盟の横山泰之専務理事にお話を聞かせていただき、開催決定までの経緯を伺った。
真剣勝負の場を通じて区切りをつける

昨秋の北海道王者・白樺学園
ここまで、沖縄県を除いた46都道府県の連盟に所属する加盟校の選手たちが公式戦を経験しておりません。
練習の成果を発表できないのは辛いですし、甲子園という大きな目標が無くなった中で、特に3年生は高校生活、高校野球に区切りをつけるためにも、選手権大会に近いトーナメント方式の公式戦を開催する準備を始めることとしました。
ですので、出来る限り多くの選手が出場できるように、ベンチ入りメンバーの変更を可能にしました。また、休校が長引き、練習不足による怪我を防ぐことや、感染のリスクなど様々な理由を想定して、柔軟に対応できるようにするため、変更可能としました。
支部予選から徹底した感染防止に努める
球場によってはスタンドで着替えて、更衣室には荷物を置くだけなど、各支部の実情に合わせて、最終的には判断してもらおうと思います。
ただ、各支部の実情を吸い上げると同時に、消毒液やハンドソープなどの感染予防用品を道本部で準備し、各支部へ送ることで感染予防対策を講じてもらおうと思います。