目次

【目次】 [1]2年連続で秋季東北大会出場と勢いに乗る弘前東!!!
[2]このオフシーズンの課題は?
[3]投手力、守備力以外のウリを作る!

2年連続で秋季東北大会出場と勢いに乗る弘前東!!



弘前東ナイン

■青森県内では急成長を見せている弘前東

 青森県弘前市に所在する弘前東は昭和32年(1957年)に弘前高等電波学校として開校。昭和61年(1986年)4月に弘前東工業高等学校に校名変更され、平成17年(2005年)4月に現校名・弘前東高等学校となった私立校である。

 近年は青森県内でもベスト4・8に勝ち進むなど、昨年の秋は東北大会に進出するなど、躍進が著しい弘前東を追った。

■弘前東の環境は?今年のチームのウリは?

 1年生31名、2年生15名は46名で活動する弘前東だが、練習スペースは決して広くない。空いているスペースを無くし、「何もしない」という事を無くすなど、いかに限られたスペースの中で「質」と「効率」の良い練習ができるか工夫している。また雪国・青森ということもあって、雪の積もったグラウンドを長靴を履いて走り固めり、雪の上でロングティーをすることもある。

 そんな今年のチームについて須藤 滉生主将(1番センター)は3つウリがあると考えている。
・どこの打順からでも攻めていける打線。
・バッテリーを中心とした守備力。
・チーム全員で勝ちに行くチーム力。
この3つで大会で勝負してきた。

■今年こそ勝つ!つもりで臨んだ東北大会

 新チームスタート時は明確なテーマは決まっていなかった。昨年の夏休みは選手たちにとっても地獄のような練習と練習試合を積み重ね、須藤主将は「あの夏を経験したことで『野球を知る』という事ができたと思います」と振り返る。

 こうして弘前東は8月のリーグ戦を順調に勝ち上がったが、悔しい敗戦と振り返ったのが県大会決勝の八戸学院光星と東北大会2回戦の古川戦。いずれもサヨナラ負け。
 須藤主将は「特に東北大会は、3季連続出場をしていましたが、1回も勝てていませんでした。『今年こそは勝つ』と特別な思いで挑んだ東北大会でしたが、負けてしまい、悔しさがとても残った試合でした」と語る。
 同じ負けは二度としない。そのためにオフは「体を大きくすること」と「大きくした体をいかに使いこなすか」というテーマでトレーニングを行っている。

■今年の弘前東の注目選手

 今年の弘前東の注目選手について須藤主将は古川 稜人(2年)、佐々木照瑛(2年)、澤田吉伸(2年)の投手陣3本柱を挙げた。

 秋の大会でも粘り強く投げてくれたとたたえた。キーマンとして、2番ライト・木村愁平(2年)、6番キャッチャー・齋藤玲央(2年)、9番セカンド・小山内皇雅(2年)の3人に期待しており、特に小山内は「バントが上手く、バスターなど色々な小技が使える選手です」と須藤主将は評する。

 小技を使える選手として須藤主将は小山内のほかに8番ショートだった蝦名温人(1年)の名を挙げ、「秋は8、9番バッターとして試合に出ていましたが、来シーズンは上位打線に入って色々な小技で、相手チームを惑わしていってほしいです」と期待を込めている。

■2年生は悔いが残らないオフシーズンに!1年生は自分の変化に驚く冬へ

 厳しい冬の練習に取り組む中、須藤主将は選手たちへこう願いを込めた。

 「2年生は最後のオフシーズンです。自分の立ち位置や役割は一人一人分かっていると思うので、自分に必要なトレーニングをして、悔いの残らないオフシーズンにしてほしいです。1年生は初めてのオフシーズンです。がむしゃらに練習をして、心体ともに鍛えて、今年の春に、自分の変化に驚いてほしいです」

 成長した2年生と覚悟をもって望む3年生が融合し、この夏は悲願の甲子園出場を狙う。

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