目次

【目次】 [1]悔し涙ではなく、嬉し涙を流して終われるように
[2]自分の限界まで追い込み意味のある冬に!
[3]冬の練習の敵は自分の中にある弱さ

悔し涙ではなく、嬉し涙を流して終われるように

■冬練は自分との戦い
福島県立若松商業高等学校は、福島県会津若松市にある商業高校。野球部の現在の部員数は1年生22人、2年生20人。阿久津 恋斗主将によるとこの冬は「来シーズンへ向けてのしっかりとした体づくりと、最近はテニスボールを使ってのエンドラン練習を取り入れ、試合で使えるようにすることを目標にしています。また、体重を増やすことも目標。個人で目標体重を決めて、毎日計っています 」そのための練習内容は正に自分との戦いだ。具体的には
・限界スクワット(限界までやり続ける)
・階段ダッシュ(100本or20分間競争)
・10分間走
など楽をしようと思えば出来るメニューが多い。その先には高い目標を掲げている。「春は、支部予選優勝、県大会、そして東北大会出場を目標としています。夏は、ベスト8の壁を乗り越え甲子園出場を目標にしています。そのために今やっているエンドラン練習や、目標体重を達成するなど1つ1つのことを確実にクリアできるようにみんなで頑張っていきます」

■昨秋は37年ぶりに会津支部で優勝
春へ向けて手応えが無いわけではない。昨秋は37年ぶりに会津支部で優勝。特に活発だった打線が目を引いた。「いつも監督さんから言われていることは「後ろ」で打つ。ということ。「前」で打つというのも時には必要だったりするが、基本は「後ろ」で捉えてセンターから逆方向への意識で打撃練習をしている。また、オフの時期はとにかくバットを多く振ることでピッチャーの球に振り負けないように、素振りや連続ティー、1秒スイングなどをやっています 」阿久津主将は1番打者として18打数10安打2本塁打、打率.555という好成績でチームを牽引し、中軸を担う強打者の矢仲 優太選手は、全試合で安打を放ち、特に支部予選準決勝ではなかなか犠打が決まらない展開の中、同点タイムリーでチームを勢いづけ、逆転勝ちに繋げた。守っては二塁手の中島 郁斗選手が安定した守備や超ファインプレーなどで内野陣を引き締めた。

■春は投手陣の出来が鍵
秋の大会はどこのチームもエラーや守備でのミスが多い印象だったので、守備練習から入ったことで秋季大会ではエラーは少なく、守備の大切さを改めて感じました。また、自分達は序盤に点数を取ることはできるが、そこから点数を入れることができないので後半の粘りと集中力が大事になってくると思いました。学法福島戦ではデータに頼りすぎてその日、長打を打っていた選手に対してもデータ通り外野を浅めに配置してしまい、次も外野の頭を抜かれてしまったため、データだけでなくその日の調子も見て、守備位置や配球を考えなくてはいけないと思いました」打線はエンジンのかかりが早く、守備も状況に合わせた判断が出来るようになれば鍵を握るのは投手陣だ。棚木 慎二投手、佐藤 大輔投手、木戸 凜之介投手、馬場 博崇投手と駒は豊富でしかも左右2人ずつとバランスも良い。奮起に期待がかかる。「最後は悔し涙ではなく、嬉し涙を流して、笑って終われるようにとにかく1人1人がこの冬を最後までやりきって乗り越えて行きたい」阿久津主将は言葉に力を込めた

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