県立鳥取中央育英高校(鳥取)
集合写真(鳥取中央育英)
チームの課題は打撃力!
■前身校からはあの選手が!
鳥取県東伯群にある鳥取県立鳥取中央育英高等学校。2003年に由良育英高等学校と赤碕高等学校の合併再編により誕生した。前身の由良育英高校のOBには巨人、阪神で活躍した元プロ野球選手の小林繁がいる。
■鳥取中央育英高校の基本情報
2年生12人、1年生10名、計22名で活動している鳥取中央育英野球部。野球部専用のグラウンドで日々練習に励んでいる。チームのウリを植波 航副主将は「個性豊かで、トレーニング中の元気の良さがあるところ。練習中の全力疾走」と教えてくれた。
■課題を実感した秋
昨秋の県大会1回戦、鳥取湖陵との対戦では、福井 大輔主将がピッチャーになって初の公式戦ながら、9回を投げ切り見事完封。「守備がエラーなく守ってくれて本当に助けられた」と話した。しかし続く2回戦、対倉吉東では8対1と大差で負けてしまった。植波副主将は「後半に育英の弱いところが一気にでたと思った」と悔しさをにじませる。そんな秋の戦いから福井主将はチームの課題は接戦のときの体力、長打の少なさだと実感した。
■鳥取中央育英の注目選手はこの選手!
植波副主将はこの秋に活躍した選手に福井主将を挙げ、「投げては抑えて、打ってはチャンスを作ってくれた」と振り返る。また福井主将について、「あの体型で肩がとても強い」とも教えてくれた。来春のキーマンとなってくれるであろう選手には石賀 大介選手、前田 天選手の名が挙がった。来春の活躍に期待がかかる。
■打撃強化の冬
昨秋の県大会の結果を踏まえ、この冬の1番の強化ポイントは「打撃力」と福井主将は語る。このシーズンオフの目標は体を大きくし、スイングスピードを上げることだ。そのためにスクワット200回や、おんぶ走、サーキットトレーニングなど厳しいトレーニングを行う。「冬を超えたらホームランが何本も打てるよう筋力をつけ、スイングスピードを上げる」。来春、来夏の目標として中国大会出場、甲子園出場を掲げる福井主将。厳しい冬を乗り越えた先にある甲子園出場を狙う。
個性豊かなチーム
ここからは福井 大輔主将(2年)、植波 航副主将(2年)にお話を伺います。
植波 航副主将(鳥取中央育英)
Q. この秋を振り返って、見つけた課題を教えてください。
福井:接戦になった時の体力、長打の少なさです。
植波:打撃、守備に安定感がなかったことです。
Q. この冬は、どんな冬にしていきたいですか?
福井:春には力負けしないよう筋力をつけ、体重を増やすこと。バットを振ってスイングスピードを速くすることです。
植波:体を大きくするのと打撃は長打が増えるようにすること。守備では肩を強くするためにこの冬しっかり自分を鍛えたいです。
福井 大輔主将(鳥取中央育英)
Q. 野球をする上でのモットーはありますか?
福井:全力です。
植波:我武者羅です。
Q. では、チームの好きなところや、ここは他のチームに負けない!というところを教えてください。
福井:個性豊かなところです。
植波:同じく個性豊かなところです。
Q. 最後に、このオフシーズンで「自分はここまで成長するぞ!」という熱い意気込みをお願いします!
福井:冬を超えたらホームランが何本も打てるようスイングスピードを上げることです!
植波:来春にホームランやヒットをもっと出せるように自分を磨いていきます!
福井主将、植波副主将、ありがとうございました!
集合写真(鳥取中央育英)
「タフ」さを身につける!
最後に知久馬 大輔監督にお話を伺いました。
Q. 新チームが始まってから、どのようなテーマをもってチーム作りをされて来たのでしょうか?
「勝利」をつかむために選手一人ひとりが何をやるべきかをテーマに日々練習に取り組んでいます。夏の新チーム発足の時期は試合で勝つことが難しかったですが、秋季大会では2回戦で敗れはしましたが、取り組んできた成果は出してくれたと同時に課題が明確になったと思います。
Q. 最後に、厳しい冬の練習に励んでいる選手たちにメッセージをお願いします!
「タフ」さを身につけるようこの冬の練習に励んでほしいと思います。精神的にも体力的にも粘り強くタフな選手こそが勝つことができると信じているので、しっかり努力していこう!
知久馬監督、鳥取中央育英高校野球部の皆様、ありがとうございました!
今年も大好評!【冬が僕らを強くする 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!