Column

市立高知商業高等学校(高知)

2016.07.16

82人で10年ぶりにあの地へ!

 高知商業は、14回出場した選抜大会では、1950年1957年には準優勝、そして1980年には優勝を飾っています。一方、選手権には、22回出場し、1978年に準優勝しています。春夏通算36回の甲子園出場を誇る高知商業。そんな高知商業を背負う岡林 祐世主将は、3塁ランナーコーチの的確な指示で機能する走塁・ピンチに強い2遊間の守備力・状況に応じた制度の高い打力がウリのチームを引っ張ります。

 3年生32人、2年生25人、1年生24人、マネージャー1人、合計82人が16:15〜20:00の間に野球部専用のグラウンドにて練習を行っています。また、冬の時期にはベースランニング50塁打、100メートルダッシュ50本を行い、冬の時期にもチームの強化を行っているようです。そんな高知商業のチームのキーマンは、コースに投げ分けるストレートと多彩な変化球を持つエースの高橋 大選手

 新チームとなり、最も思い出深いことは、四国大会をかけた試合で高知に勝利した秋季大会3回戦での試合だそうです。そして、秋から寒い冬になり、その冬が終え挑んだ春の大会では、早い回に大量失点をして負けてしまったことから、立ち上がりをしっかりしていくべきだと明確な目標が生まれたようです。

 勝ち負けの両方を経験してきた82人が挑むこれからのとは?
1年のときから4番を務めている経験豊富な選手であり、チャンスでの1本はもちろん、追いつきたい場面での打点を放つヒットに期待がかかる生島 隆成選手を筆頭に、10年ぶりの甲子園に出場し、少しでも長い夏にしたい!と燃える岡林主将。今まで辛いことも楽しいことも共にした82人で10年ぶりの甲子園に出場する夢を叶える夏にしてください!

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[page_break:戦友と約束した甲子園に!そして、名門復活と言われる夏に!]

戦友と約束した甲子園に!そして、名門復活と言われる夏に!

 ここからは高知商の副主将である生島 隆成選手と國澤 拓矢選手にお話を伺いました!

Q. 夏の大会目前ですが、対戦したい学校はありますか?

生島 隆成(以下「生島」):秀岳館!主将で4番の九鬼 隆平選手が親友であり、甲子園で対戦しようと約束したから!
國澤 拓矢(以下「國澤」):中学の時、県選抜で同じチームだったエースの高田 萌生選手がいる創志学園!中学の最後の大会で高田選手を打てずに負けてしまったから、高校では僕が打って勝ちたい!

Q.お二方とも、戦いたい選手がいる学校との対決を望んでいるのですね!是非、その思いを持ち、県大会を勝ち抜き、甲子園で戦う夏にしてください。では、高校野球のどのようなところが好きですか?

生島:選手一人一人が甲子園という大きな舞台を目標とし、最後まで諦めずにプレーをするところです。
國澤:最後まで何があるかわからないところ!

Q. 目標を持つことで、最後の最後まで諦めない姿は、高校野球の見所でもありますね。ご自身のココに注目してほしい!というポイントはなんでしょうか?

生島:体は大きいですが、バントや守備は得意です。特に、コースに逆らわずにうち返せる広角への打撃に注目してみてほしいです!
國澤:捕手でのリードや配球とバッティング!

Q. では、そんな注目ポイントで挑むこれからのに対する意気込みみをお願いします!

生島:全員の気持ちが一つになり、甲子園で勝つことを1番に考え、1日でも長く仲間と野球をする夏!
國澤:高知商という名が、全国に広まり、名門復活と言われる夏に!

 お二方の戦友のような存在がいる学校との対戦と今のチームで37回目の甲子園出場を果たす夏を楽しみにしています!生島 隆成選手、國澤 拓矢選手ありがとうございました!

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[page_break:何かを残し、新しい何かを後輩に伝えていこう]

何かを残し、新しい何かを後輩に伝えていこう

上田 修身監督に質問!

Q. 新チームになり、目指してきたチームとこれからのに期待することはなんでしょうか?

 目標に向けて“ひとつ”になって試合できるチームを目指してきました。そしてこのは、3年生の意地に期待しています!

Q. 非常に期待している3年生を中心に練習に励んできた高知商にメッセージをお願いします!

 3年生には常々、「自分たちの年代で“何か”を残していこう」、「新しい“何か”を後輩に伝えていこう」と言ってきた。10年間、遠ざかっている甲子園に向け3年生を筆頭に一丸となってほしい。

 「何かを残し、新しい何かを伝える。伝統を続けるだけでなく、強くなるために生み出し続ける。」そんな素晴らしい言葉を常々、聞いてきた3年生が挑む夏。選手の目標である甲子園への切符を掴むだけでなく、甲子園でも勝ち続け、選手権において初の全国の頂点にたつ夏にしてください!ありがとうございました!


今年も大好評!
【僕らの熱い夏2016 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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