第23回 ミスを事前に刈り取れる人間力 我喜屋優監督(興南)vol.52019年02月13日

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【目次】
[1]ミスを事前に刈り取れる
[2]基準を自分で作って改善できることが大人の野球!
[3]興南の現在地

 我喜屋監督の思考に迫る連載コラム、最終回。「大人の野球」そして、今の興南の現在地とは。

今までの連載記事
第1回:自分自身の基準を持つ「人間力」
第2回:「根っこ」を育てるには
第3回:人間力は掛け算
第4回:実戦、人間力の作り方

ミスを事前に刈り取れる


我喜屋 優監督(興南)

 「人間力」が付き「根っこ」が育つと、多くの気づきが出てくる。一般には「洞察力がある」であったり、「野球の感性が鋭い」などの表現をされるが、これらの言葉も「人間力」で表される。

 我喜屋 優(がきや・まさる)監督(興南)は、「人間力」がつくと、
 「お前に任せたとか、足が早いぞとか、前守れとか、風があるぞとか、そういう細かい注意も出来るんですよ」と話してくれた。

 また、細かい注意を伝える大切さも語ってくれた。

 「伝えることでピッチャーが助かる。チーム内でも気がつけば、「あっそうかそうか!スライダーが多いな、じゃあ俺スライダー狙ってくるわ」とかね。戦力もアップするし、野球を通して人間力もアップする。それが将来まで自分の仕事に活きてくる。野球だけの声じゃなくてね、それが仕事にも活かされるんですよ、語彙力が高まれば、コミュニケーション能力も高まるし、あるいは相手のことを気になるような、あるいは尊重するようなことも、全部言葉だからね」

 伝えるという「計画」があれば、どうしたら伝えやすいのかをPDCAで改善していくことが出来る。声の大きさや、はっきりした指示、わかりやすい説明など改良することで、ミスを事前に防げるチームになる。

 我喜屋監督は今のチームについて
 「ただ毎日毎日『もっと大きな声出せ』『はっきりだせ』『もっとお前の指示があれば助かったのに』とか、いうのはまだ今教えている段階」
 と話してくれた。

 今は選手たちの人間力を育てる「基準」を伝えている。「基準」を教えた先に、我喜屋監督が見ているのは、もちろん選手たちが自分たちで考えプレーする姿だ。

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