2025年夏の第107回全国高校野球選手権沖縄大会は5日に3回戦8試合が予定されている。8強入りをかけて、ベスト16がしのぎを削る。

 対戦カードは次の通り。

沖縄尚学首里
具志川商美来工科
興南沖縄水産
コザ那覇商
エナジックスポーツ八重山
名護昭和薬大付
宜野座沖縄工
KBC北谷

 センバツ出場の沖縄尚学エナジックスポーツをはじめ、春優勝の宜野座、準優勝の興南、ベスト4のコザなど、春の上位校がベスト8をかける。

 そのなかで興南沖縄水産のカードが、ひときわ目立つ。1980年代の沖縄高校野球界を引っ張った2チームの対戦だ。1980年から興南が夏4連覇すれば、1984年から沖縄水産が夏5連覇した。

 1990年、1991年には沖縄水産が夏甲子園で2年連続準優勝の輝かしい成績を残せば、2010年には興南が甲子園春夏連覇を成し遂げ、悲願の夏甲子園制覇を成し遂げるなど、互いに刺激し合って成績を残してきた。

 沖縄水産は、新垣渚投手らを擁して春夏甲子園に出場した1998年以降、聖地からは遠ざかっているが、古豪の意地で興南に立ち向かう。

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