2025年春季の東北地区高校野球大会(山形)の組み合わせが決まり、10日に開幕する。その他、8地区ではすでに大会が終了。それぞれ上位に入ったチームは、大きな自信を胸に夏本番へと向かっていくことになる。

 関東では健大高崎(群馬)が2年ぶりに優勝した。センバツ4強のタレント軍団は、新戦力も加わり、夏へとさらにパワーアップしていた。

 近畿では東洋大姫路(兵庫)が実に37年ぶりに優勝。岡田監督が古巣・履正社(大阪)時代のライバル・大阪桐蔭(大阪)にコールド勝ちを収めるなど、エースを故障で欠くなかでも戦力をアップさせていた。

 北海道では北海が3連覇を達成。四国では強豪・明徳義塾(高知)が2年ぶり、九州では神村学園(鹿児島)が3年ぶりの優勝を飾り、圧倒的な存在感を放った。

 東海では三重県対決で三重が優勝。中国でも岡山県対決となり倉敷商が優勝するなど、同県対決もあった。北信越では、延長タイブレークにもつれ込む大接戦の末に、富山第一(富山)が長野商(長野)を破って13年ぶりの優勝を収めている。

 10日開幕の東北地区大会ではどんなドラマが展開されるのか。

【一覧】各地区大会のベスト4

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