2025年春季広島県高校野球大会は10日、準決勝が行われ、広陵英数学館が決勝に進んだ。

 広陵は、7対2で盈進を破った。1回に2点を失ったが、その裏に追いつくと、6回に3点を奪って勝ち越し。7回にも2点を追加して勝利を手にし、大会初の4連覇へあと1勝とした。

 英数学館は3対0で尾道を破った。4回に4番・青山 修己捕手(2年)のソロで1点を先制すると、6回に2点を追加。最速147キロ右腕・プロ注目の、藤本 勇太投手(3年)が6安打9奪三振の完封勝利を挙げた。

 中国地区大会(31日開幕・岡山)出場をかけた決勝は、11日に行われる。両者の対決は2022年夏3回戦以来。絶対的王者の存在だった広陵に対して、ノーシード英数学館が2対1で勝利した、あの試合以来となる。

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