2025年春の第75回愛知県高校野球大会は3日、準決勝が予定されている。勝てば東海大会(24日開幕・三重)出場が決まる一戦。頂点を目指す戦いが最終章に入った。
対戦カードは次の通り。
愛知が誇る名門対決に注目だ。甲子園春夏合わせて61度を誇る中京大中京と、同じく48度の出場を誇る東邦が対戦する。この2チームは昨年夏の決勝で対決し中京大中京が勝利。2018年秋の決勝で東邦が勝利して以降は、中京大中京の3連勝中だが、昨年秋に県大会出場を逃した悔しさをバネに勝ち上がってきた東邦の勢いは加速している。
エース久田 泰心投手(3年)が、ここ3戦連続して完封劇を成し遂げている。リリーフ登板だった初戦から4試合すべて登板し、防御率0.00。県大会28.2イニング連続で無失点を継続中だ。この最速145キロ右腕が、中京大中京打線をどこまで抑えられるかがカギとなる。
2024年センバツ出場の豊川と、2025年センバツ出場の至学館の対決にも注目だ。