2025年の春季東京都高校野球大会は3日に準決勝を迎える。勝てば関東大会(17日開幕・茨城)への出場が決まる大一番となる。

 対戦カードは以下の通り。

八王子東亜学園

東海大菅生日大三

 東亜学園は2018年秋以来、7年ぶりの4強入りを果たした。2回戦で昨夏甲子園準優勝の関東第一にサヨナラ勝ちして勢いに乗ると、創価明大八王子国学院久我山と強豪をなぎ倒して、東東京勢唯一のベスト4入りとなった。4強に進んだチームで、春季東京都大会で優勝経験がないのは、東亜学園だけ。初の関東大会出場に加え、初優勝へ向けても、大事な一戦となる。

 エース・佐々木 俊投手(3年)は関東第一戦から完投勝利を続けてチームの勝利に貢献してきた。落ちる球を習得したことで投球の幅が広がり、強力打線を封じ込めることに成功してきた。二松学舎大付に勝利した八王子打線相手に真価が問われる投球となりそうだ。

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